12団体がPR!ふるさとまちづくり協働事業選考会


 平成29(2017)年度小樽市ふるさとまちづくり協働事業選考会が、4月24日(月)13:30から、小樽市公会堂(花園5)1階1号室で公開された。
 同事業は、市と市民が協働でふるさとづくりを進めるために、主体的に行われ、公益性の高いまちづくり事業を実施する団体に、30万円を上限に助成金を交付している。助成金は、小樽ファンが支えるふるさとまちづくりの寄付金の一部を使用している。
furumachi1.jpg 今年度は、3月1日から21日までの募集期間に、新規3団体を含む12の団体の応募があった。
 審査員は、学識経験者・報道関連団体・経済観光関係団体・まちづくり団体・芸術文化関連団体・市民の7名で構成され、委員長は、大津晶小樽商科大学商学部准教授が務めた。
 選考会は、各応募団体の代表者らが、事業の目的や効果・実施時期などを5分以内で説明し、その後、審査員からの質問を5分以内で受けた。
 ~あそびで笑顔のまちづくり~「みんなのひろば」を実施する子育て支援ワーカーズびすけっとは、新谷由美子代表ら5名で出席。
 小樽が子育て世代に優しく、元気いっぱいのまちづくりを期待し、地域でできる子育て支援活動の基盤構築を図ることを目的とし、小樽市観光物産プラザ(色内2)1階3番庫ギャラリーで、毎年200名以上が参加する木製のおもちゃや昔遊びなどを実施。
furumachi2.jpg 審査員からは、「助成が無くてもできる仕組み作りは?」と尋ねると、「スポンサーを依頼し、チラシの裏面に掲載し協賛金を募る方法」と話した。関連記事
 NP0法人チャレンジサポート北海道は、第2回目の「小樽の街を航空写真と地図で見てみよう及び小樽マッピングパーティ」について説明した。
 イベントは、11月上旬を予定し、小樽の地図や海図を展示し、地図のプロによる解説や2005(平成17)年の地図を新規作成する。著作権フリーの地図の普及を図るために、更新できる人材を育成。新たな試みとして、地図に書き込む小樽マッピングパーティを開催する。
 審査員は、更新されていないマップが多く、更新が必要で、地図を理解する人材の育成の必要性に共感していた。関連記事
 選考会終了後は、審査員が選考会での審査結果を市長に報告。5月上旬に市長が助成団体を決定する。
 採択された団体は、事業を実施し、実績報告書を提出。助成金確定の通知を受け、事業報告会で実施内容を説明する。
 ふるさとまちづくり協働事業
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