基礎を学び塩谷丸山へ!市民登山教室


 登山がより安全で楽しくなる「小樽市民登山教室」が、5月18日(木)・26日(木)・28日(日)の日程で開かれる。道央地区勤労者山岳連盟主催し、小樽勤労者山岳会(岩崎道子会長)主管で今年で26回目を迎える。現在、登山に興味がある参加者を募っている。
shimintozan.jpg 同会は、1966(昭和41)年に創立。様々な登山歴の初心者から30年以上のベテランで、山や自然をこよなく愛する小樽・札幌などの中学生~80歳代の50名が集まっている。
 1980(昭和55)年から、隔年又は毎年開催を続けてきた同教室は、身近な尾根歩きを主体とした軽登山(ハイキング)の基本を学習し、塩谷丸山を実習登山する。より安全に楽しく、正しい山登りのノウハウを学ぶ機会となる。
 初心者をはじめ、自己流で登山していた人などが、コンパスの使い方や地図の見方を学ぶことにより、もっと登山が楽しくなると、参加を呼び掛けている。
shimintozan1.jpg 小樽市総合福祉センター(富岡1)4階研修室を会場に開かれ、初日は、安全な登山のための服装や装備など用意する物・歩き方・山の危険について学び、2日目は、地図の見方やコンパスの使い方を学習する。(写真提供:小樽勤労者山岳会)
 2日間の学習を基に、最終日の28日(日)は、小樽近郊の手頃な山で、山頂からは雄大な絶景が楽しめる塩谷丸山(629m)の登山を実施。スタッフ10名が同行。地図とコンパスを使って実践し、交流会も設けている。
 昨年は、定員15名のところ、20~60歳代の男女13名が参加。そのうち4名が新規会員となり、仲間入りし、50周年を迎えたこと関連して、それぞれの会員が、1年間で塩谷丸山の50回登山や、2年間で小樽・札幌近郊の50の山、2人で50の山に登るなどの計画を立て実行した。
 同会に入会して30年以上が経つ岩崎会長は、「誘い合って出かけたり、仲間との山登りが楽しい」と話し、「小樽の身近な山・塩谷丸山は、景色が良く海や羊蹄山も見ることができる、初心者でも登りやすい山。自己流の人も基本を学び、コンパスの使い方を知ることで、ガスがかかった時でも安全に行動できる。地図を読むことで、山の斜面のなだらかさや急な場所などが分かるようになる。地図やコンパスが使えるきっかけとなればと思う。ぜひ、ハイキングを楽しんでもらいたい」と参加を呼び掛けている。
2017年度(第26回)小樽市民登山教室
 机上学習:5月18日(木)・25日(木)18:30〜20:40 小樽市総合福祉センター4階研修室
 実習:5月28日(日)7:00〜13:00 塩谷丸山登山、13:00〜14:00 交流会
 会費:2,000円(教材費含・交通費実費)・定員15名
 申込みは以下のいずれかで、住所・氏名・年齢・連絡先TELを。
 (1)090-8633-4314、(2)0134-26-0711(兼FAX)、(3)メール
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