衛生教育奨励賞!おたるストックウォーキングの会


 一般財団法人日本公衆衛生協会(東京都)が実施する、衛生教育活動の普及と発展に資する優秀な団体や個人に与える「第49回衛生教育奨励賞」に、おたるストックウォーキングの会(多田光義会長)が選ばれた。
stockwalking2.jpg 同協会は、公衆衛生に関する調査研究、公衆衛生の知識の普及啓発等の事業を通じて、公衆衛生の向上を図り、健康で文化的な国民生活の推進に寄与することを目的に内閣総理大臣の認可を得て設立された。
 この度の同奨励賞には、全国から17団体の応募があり11団体が受賞。道内では同会のみで、小樽市からの受賞は初めて。
 その報告会が、2月16日(木)10:00から市役所(花園2)2階市長室で開かれ、多田会長をはじめ、水野正信・寺下義昭副会長が出席した。13日(月)に東京で開かれた表彰式には、多田会長が出席。その様子などを含めて市長に報告した。
 森井小樽市長は、「健康で長生きすることは、多くの人が望まれていること。この会に参加しストックウォーキングを楽しみ、生きがいにも寄与されている。活動の幅も広く、健康増進の楽しさ魅力も兼ねて続けてもらいたい。全国的に認められたこととなる」と敬意を表した。
stockwalking1.jpg 多田会長は、「継続して続けていることが受賞の大きな要因。全国意識の強い賞を受賞できとても嬉しい。今後の励みになり、活動を継続してもらいたい」と受賞を喜んだ。
 おたるストックウォーキングの会は、2003(平成15)年に開かれた「おたる健康総合大学」のストックウォーキング講座の終了者が集まった自主グループとして生まれ、2004(平成16)年11月2日に設立し、13年目を迎えた。2017(平成29)年2月1日現在、会員は95名。
 2010(平成22)年度からは、保健所で養成している「ウォーキングサポーター」として、地域への普及活動に取り組む会員も輩出している。
 ストックウォーキングの良さは、両手足を使い、4本の足で歩くイメージで行い、転倒防止と推進力を手で担うため足の疲れが少なく、距離を伸ばし歩くスピードを上げることができる。消費エネルギーは、普通に歩く2割増。歩くことの良さに更にプラスされるものが多くなり、体の活動に有益なスポーツとなっている。
 小樽市ノルディックウォーキングについて
 第49回衛生教育奨励賞実施要領
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