小樽海っ子番屋! 手作りのニシン昼食を楽しむ (2017/02/12)


 小樽海っ子倶楽部(舘山信治代表)は、磯場の生物を考える「小樽海っ子番屋"特別編ニシン"」を、第1回目2月11日(土)と第2回目12日(日)に開催した。

umikkobanya1.jpg 水産多面的機能発揮対策交付金を活用し「小樽海っ子倶楽部」を立ち上げて4年目となり、小樽市漁業協同組合・小樽観光協会・NPO法人おたる祝津たなげ会・東海大学メンバーが参加し、小樽の漁業・漁村の活性化を目的に、食を中心に小樽の水産物の普及や環境保護の啓蒙活動を実施してきた。

 今回は、おたる水族館の協力を得て、ニシンのレクチャーや直接ニシンに触れた。常設展示の2歳から5歳以上400尾のニシンが泳ぐ水槽を見学。冬にやってくるトドとニシンの関係。番屋に移動し、浜のかあさんが手作りしたニシンづくしの昼食を味わった。

umikkobanya2.jpg 2日目は、市内の10組26名が参加し、10:00過ぎにおたる水族館に集合した。会場では、1歳のニシンや海草に付着した卵が水槽に展示され、同館魚類飼育課・梶征一氏により、ニシンの生態などについて話を聞いた。

 「ニシンは、動物プランクトンを食べる回遊魚。サハリン系群と石狩湾系群に分かれ、大量に群れで産卵し、水深1m以下の海岸の生物を育む海の森『藻場』に産卵。卵は約1.5mmで、沈性・粘着性で固まり状になって海草に付着(子持ち昆布)し、群来が見られる。うろこは骨のみから構成され(骨鱗)、形は円鱗。鱗がすぐに落ちるデリケートな魚。1歳で体長15cm・2歳で24cm・3歳で27cm・4歳で30cm以上になり、2歳で成熟する」と語った。
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 ニシン展示水槽前で、特別にオキアミの給餌を見学。ニシンは、浮いている餌のみを食べるなど、ニシンの知られざる特徴を学んだ。

 ベンギンの雪中さんぽを実施する屋外ペンギン広場から、トド岩に横たわる野生のトドや、特別展示の最長の深海魚「リュウグウノツカイ」冷凍標本(3m)を見たり、参加者は珍しい生き物に興奮した。

 茨木家中出張番屋へ移動して、浜のかあさんが用意してくれたニシン群来丼やニシンの味噌汁、ニシン漬け・松前漬けの昼食に舌鼓を打った。umikkobanya4.jpg番屋の話やニシン漬けの作り方を教わり、参加者は満足した様子だった。

 5歳と小学1年生の男の子は、「ニシンを触ったり、トドを見たり楽しかった」と話し、母親は、「先日、ニシンをもらい料理したが、今回のメニューも参考にしたい。身近な魚について勉強しようと参加した」と話した。

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