"味噌作り"に挑戦!消費者協会リサイクル教室


 小樽消費者協会主催のリサイクル教室で「手作り味噌を作ろう」が、1月17日(火)13:30から、小樽市総合福祉センター(富岡1)3階料理室で開かれ、会員5名と一般市民10名が参加した。
0117recycle2.jpg 同会では、年6回リサイクル教室を開催し、ワイシャツからエプロン、ネクタイから小物入れなど、不要なものを再利用するリサイクル教室を開き、アイディアを伝授している。
 今回は、市内ではあまり味噌作りの講座がないことに気づき、会員でもあるおたる味噌工房(若竹町12)の森熊浪恵さんが講師を務め、協会会員がスタッフとなり開かれた。
 同協会でも初めての味噌作りで参加者を募ったところ、予想外の大反響で、定員をはるかに超える問合せがあったが、ガスコンロの数に限りがあるため15名までとした。市民の味噌作りへの関心の高さが伺え、今回参加できなかった人を対象に、3月にもう1度開催する予定。
0117recycle1.jpg 講師の森熊さんは、「30年前に手作り味噌をもらい、毎朝母が手作り味噌で作っていた味噌汁を思い出し、味噌作りを始めた。安心で安全な味噌汁を作りたいと思ったことも始めた動機のひとつ」と話し、味噌の作り方を伝授した。
 あらかじめスタッフが沸騰した湯の中に浸しておいた大豆を使用し、1時間ほど柔らかくなるまで落し蓋をして煮た。
 1時間15分ほど煮て柔らかくなった大豆をざるに上げ、袋に少しずつ入れて、木べらやのし棒で大豆を丁寧につぶした。糀と塩を混ぜ合わせ耳たぶくらいの硬さになるよう煮汁を入れてまとめ、2時間ほどで今日の教室での工程は終了した。
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 その味噌を持ち帰り、容器に詰め直し、直射日光の当たらない常温の場所に起き、熟成させ6ヶ月ほどで完成。7月下旬頃、冷蔵庫に保管するようにする。食べ頃は7月下旬頃で、その後も、熟成が進み味の変化が楽しめるという。
 参加した女性は、「憧れの味噌作りに初めて挑戦した。あごの煮干の出汁を使って味噌汁を作るととても美味しいと思う」と話し、他の参加者は、「もろきゅうや味噌汁にして食べるのが楽しみ」と話した。
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