消防出初式! 職員・団員440名が分列行進

 穏やかな日となった1月8日(日)10:00から、小樽都通り商店街(稲穂2)で、新春恒例行事「消防出初式」が行われた。
 消防職員102名と18分団に所属する女性団員45名を含む消防団員338名が、総合訓練の一環として分列行進が行われ、小樽市長をはじめ、来賓・市議会議員・関係者が観閲した。
dezomeshiki1.jpg 同商店街・石川屋前で、明井隆生消防長と山田國雄消防団長から参加人員を報告後、行進曲に合わせ、消防職員・女性団員に続き、第1分団から第18分団までの分列行進が行われた。颯爽と行進する姿に、店主や通行人らは立ち止まり眺めていた。
 その後、小樽市民センター(色内2)マリンホールで、消防協力者表彰、消防団員勤続表彰や優良消防職員表彰、北海道消防協会会長表彰伝達式が行われ、来賓や消防団員ら約450名が出席した。
 明井消防長は、「全国各地で自然災害が発生し、道内でも8月に道東地方を中心に次々と台風が発生し、多くの被害をもたらした。小樽は自然災害が少ない町と思われているが、最近では、いつどこで大きな災害が起こっても不思議ではない様相を呈している。安心安全な町小樽、災害に強い町小樽を作るために、これまで以上に消防職員と団員の連携を密に、地域防災力の向上に全力で取り組んでいきたい」と述べた。
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 表彰式では、小樽消防設備協会会長・加藤正幸氏(株式会社加藤電気商会代表取締役)と、小樽市女性防火クラブら連絡協議会会長・鴫谷洋美氏(新道町会女性防火クラブ)が、消防協力者表彰された。
 長年、消防団員として尽力した勤続表彰では、40年勤続の本団副団長・山田志津雄氏をはじめ、30年勤続3名・20年勤続3名・10年勤続9名・5年勤続31名が表彰された。この他、優良消防職員や団員なども表彰を受け、日頃の献身的な防災活動に協力する姿勢に栄誉を称えた。
 受賞者を代表して、40年勤続表彰を受けた本団・山田副団長は、「小樽市消防団へ入団以来40年間、地域のために奉仕する消防団の一員として、多くの皆さんに支えられながら、今日まで活動してきました。先輩が築き上げた小樽市消防団の伝統を継承し、郷土愛の精神の下、地域防災の要である消防団の重要性を自覚し、市民の安心安全な暮らしを守るため、今後も努力を続けてまいります」と答辞を述べた。
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