坂東宏哉展「大地のエレメント」 市立小樽美術館 (2017/01/07)

bando1.jpg 市立小樽美術館企画展「小樽・美術家の現在シリーズ 坂東宏哉展 大地のエレメント」が、1月7日(土)から始まった。

 小樽では初の個展となり、1987(昭和62)年道展協会賞受賞作品「原風景」から最新「Galaxy(銀河)」まで、大小41点の作品を展示。深い青やエネルギーを秘めた赤褐色などダイナミックな色彩が、来館者に印象付けている。

 同氏は、小樽生まれの抽象画家で、宇宙への憧れや長い時間で変化した大地、岩石、水の表情や空気などに注目しながら製作を続けている。札幌市手稲区とニセコ町に住み、現在は、1年のほとんどをニセコ町で過ごして製作活動に励んでいる。2016年の1年間は、20点ほどをニセコ町で製作。

bando2.jpg 大地や宇宙といった大きなものを想像させる色面を持つ抽象画で、素材は、油彩・アクリル絵具・ミクストメディア(複数の素材を混ぜ合わせる)、10年ほど前からは珪藻土を使用し、板や紙・ポスター用の特殊な紙・プラスチックボードやスチレンボードなどに描く。

 今回のテーマ「大地のエレメント」は、宇宙・化石・地層などをイメージし、人間の生活よりも世界を構成している物質に注目している。

 探査ー1・探査ー2(2014年)は、上空から見た地上の皴(山脈など)を描いた作品。最新作の「Galaxy(銀河)」は、スチレンボードに、珪藻土を下地に使い、アクリル絵具を水で溶き流し乾かす作業を繰り返し、花崗岩の粉末を使った、星ができる宇宙の歴史をイメージしたもの。

bando3.jpg 珪藻土を取り入れる以前の作品「Red Line」(2003年)は、キャンバスにアクリル絵具を厚く塗り、遺跡の文様をイメージしている。

 幅120cm・全長30mもある大作「かけがいのないもの」(2010年)の一部(13m)を会場に展示。浮かび上がる鮮烈な色彩の帯状の作品。ポスター用の特殊な紙を使い、描いては乾かし巻きながら、4ヶ月ほどかけて仕上げた作品にも注目したい。

 坂東氏は、「作品から生まれる色彩と質感によって作られる空間を感じてもらいたい」と話す。

 小樽・美術館の現在シリーズ 坂東宏哉展 大地のエレメント
 1月7日(土)~2月26日(日)9:30~17:00 月曜日(1/9開館)・1/10・11・2/14休館
 市立小樽美術館(色内1)
 入館料:一般300、高校生・市内70歳以上150円、中学生以下無料

 関連事業
 ミュージアムダンスショー「大地のエレメント」2月11日(土)15:00~16:00
 出演:清水フミヒト・野口花代 要入館料
 アーティストトーク 2月18日(土)14:00~15:00
 講師:坂東宏哉 要入館料

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