新たな小樽の魅力 アマチュア写真展 (2017/01/04)

 小樽市総合博物館本館(手宮1)は、1月4日(水)から2月19日(日)まで、企画展「路地裏の貌」関連の写真展「あなたは小樽を知っていますか?」を同館2階回廊で開いている。

0104magara1.jpg 市内で活躍するアマチュア写真家・眞柄利香氏が、2014(平成26)年秋から2016(平成28)年初冬までの32枚(A3カラー)を展示。眞柄氏が撮影した写真を集めた手製のアルバム2冊も会場で見ることができる。

 小樽の日常の在りきたりの風景とは違った、眞柄氏が季節や天気、時間を計算して狙った、小樽の住民でありながら知らない小樽を写真で紹介している。

 この企画展は写真を楽しむだけではなく、紹介された撮影スポットに出かけてもらいたい思いから、笹原薫氏が描いた鳥瞰図をもとに、眞柄氏の長女がパネルと配布用のマップをデザイン、展示されている画像がどこで撮影されたかを分かりやすく紹介している。配布用のマップにあるQRコードをスマートフォンなどで読み取るとGoogleMapが開き、ピンをクリックすると、そこで撮影された年月日や内容が分かるようになっている。

 現在開催中の企画展「路地裏の貌」は、写真家・兵庫勝人氏独自の目線で、昭和50年代の小樽の路地裏を撮影。遺された5,000枚以上の中から、その一部と小樽商科大学の学生が今の小樽を撮影し比較展示し、街の変化を紹介している。

0104magara2.jpg 企画展を主催する同館・石川直章館長は、「企画展では、兵庫氏しか撮らない1970年代の小樽を題材に撮影し、小樽の姿を残している。この写真展は、知らない場所ではないが見たことのない光景が並び、小樽に暮らしている人でも知らない小樽を眞柄氏が切り取ってくれている。見方を変えるとすごい光景が見られる」と話した。

 写真を提供した眞柄氏は、東京出身で小樽に移住して21年。写真歴5年。早朝から星が見える時間まで、これを撮影したいと狙いを定めたらすぐに行動に移し、仕事の合間をみては精力的に活動している。

 会場の展示中の写真には、塩谷海岸での引き潮の文様、オタモイ海岸駐車場での星と稲光と漁火を、忍路漁港では期間限定の湾に沈む夕日を、夕日の撮影スポットで知られる祝津パノラマ展望台からは月にスポットを当て、昇る月や月齢2の細い沈む月を撮影。夜景スポットの天狗山山頂からは、早朝4:00雲海を独り占めし、小樽港正面から太陽が昇る時期でもあり、黄金色の雲に覆われその下を通る船を捉え、星景作品など見事な光景を捉えた作品が並ぶ。

0104magara3.jpg 今回の写真展について眞柄氏は、「撮影には、吹雪いている時は荒々しい海をイメージして、夏至の頃は太陽が昇る位置や、天気・時間によってどのように見えるか計算しながら出かけています。

 偶然出会った風景もあり、嵐の夜に突然雲が切れて月が出たり、雪あかりの路の会場で頭上にオリオン座が見えたり、空を見上げたり足元を見たりすると、意外なところに宝物があることに気づきます。

 毎日見ている風景が、季節や時間・天気によって、こんなにも表情を変えることを知っていただき、ご覧になった皆さんの宝物を見つけるヒントになれば嬉しいです」と話した。

 企画展「路地裏の貌」1970年代と2016年の小樽
 同館本館2階企画展示室 3月26日(日)まで

 企画展関連事業
 写真展「あなたは小樽を知っていますか?アマチュア写真家がみつけた宝物」
 同館本館2階回廊 1月4日(水)~2月19日(日)

 企画展関連事業ワークショップ「魅力を伝える、魅力を見つける展示解説の手法」
 同館本館2階企画展示室 1月29日(日)10:30~12:00
 講師:磯崎亜矢子氏(西村計雄記念美術館学芸員)

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