オリジナルカレンダー作り!総合博物館


 恒例のパソコンによるオリジナルカレンダー制作講座が、小樽市総合博物館本館(手宮1)2階研修室で、12月24日(土)10:00から開かれた。事前に申込のあった親子など10名が参加した。同講座は今年で10回目。
1224calendar1.jpg 参加者は、同館・東山一成副館長や学芸員の指導で、カレンダー専用ソフト「オーズ・カレンダー・ライブラリーEX」を操作しながらカレンダー作りに取り組んだ。
 縦型や横型など基本になるカレンダーのデザインや色、英語や日本語による月日の表示などを選択した上で、それぞれ持参したお気に入りの写真やアニメのキャラクターの画像などを加工しながらカレンダーに貼り付けると、開始から1時間ほどで、それぞれ思いが込ったオリジナルカレンダー原稿が出来上がった。
 副館長が最終確認し、大型プリンターでA1サイズ(594×841㎜)やA2サイズ(420×594㎜)の用紙に印刷されると、参加者は本格的なカレンダーの出来栄えに満足していた。
1224calendar2.jpg 石川将大君(望洋小5年)と弟の瑛大君(同小3年)は、両親と4人で参加。将大君は、「歴史の勉強が好き。江戸時代から明治時代、函館の戦争に特に興味があり、土方歳三を選んだ。カレンダーは自分の部屋に貼る」、瑛大君は、「パソコン操作は大変じゃなかったが、カレンダーの色選びに苦労した」とそれぞれ話した。
 同副館長は、「カレンダー制作は大変人気がある企画。お孫さんやペットの写真を使う方が多いが、この企画を通じてパソコンに親しんでもらえたらと思う」と話した。
 同講座は、例年3日間の日程で開催されている。今年は、12月24日(土)・25日(日)・26日(月)の各回定員6名で、12月1日から事前申込を受け付けていた。既に定員に達したため受付は終了。
 関連記事