70年代の街並み「路地裏の貌」 博物館企画展 (2016/12/24)

1223museum1.jpg 小樽市総合博物館企画展「路地裏の貌(かお) 1970年代と2016年の小樽」が、12月23日(金)から同館本館(手宮1)で始まった。

 同展は、札幌市出身で小樽北照高校を卒業した写真家・兵庫勝人(かつんど)氏(1942~2004)が、1970年代に小樽の街角を撮影した兵庫コレクションを基に、当時撮影された場所が現在どのようになっているのかを、小樽商科大学の学生が2016(平成28)年春から調査した成果を、1970年代当時の市街図や社会状況などを解説した図表などを用いながら展示している。

 初日の23日は13:00から、同館石川直章館長によるギャラリートークが行われ、「博物館が所蔵する自慢の品が2つあって、1つは明治から大正にかけて小樽の街や人々の生活の様子を細かく記した稲垣益穂日誌で、もう1つがこの兵庫コレクション」と紹介。

1223museum2.jpg 「同コレクションは、1975(昭和50)年から1979(昭和54)年までに撮影された、約4,200枚の写真を整理したアルバム50冊と1万枚以上のネガ類。路地裏など普通の人が写真に残さないような場所が撮影されており、通常であれば記録に残らない風景であることに価値が非常に高い。

 1970年代は、運河論争真最中であり、小樽市が観光のまちづくりに本格的に取り組み始める直前の時代であるが、1970年代の小樽の街を輪切りにしたような写真を、現在改めて目にすると、変っていないと思っていた街並みが、実は随分変わってしまっていることが良く分かる」と話した。

1223museum3.jpg また、「兵庫氏によって残された1970年代の小樽の街の姿が、現在どうなっているのか改めて写真に記録することが、これから30~40年後のための記録になる」と、今回の企画の意義を強調した。

 2016年に学生が調査した写真の枚数は1,125枚で、そのうち474枚が特定されたが、調査対象となる写真は全体で5,000枚あり、今年の調査では全体の9.5%が特定されたことになる。

 「学生にとって、兵庫氏が残した小樽の風景は、特に市外出身者にとっては、初めて見る世界であることから、場所の特定に苦慮したが、特定には、マンホールの位置が実は大変役に立った」と語られると、参加者から感心する声が聞かれた。

 同展は2017(平成29)年3月31日(日)まで。小樽市総合博物館HP

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