大迫力の航空写真!時代の比較や新たな発見 (2016/12/09)

mapevent1.jpg NPO法人チャレンジサポート北海道(渡邊充康代表理事)は、平成28年度小樽市ふるさとまちづくり協働事業の採択を得て、小樽の街の航空写真や地図を展示するイベントを、12月9日(金)~11日(日)に、小樽市観光物産協会(色内2)3番庫ギャラリーで開いている。

 初めて見る大判にプリントした航空写真や明治時代から現代までの地図・海図から、新たな発見や知見が得られ、小樽の良さをより知ってもらおうと開かれた。

 小樽を撮影した1948(昭和23)年・1976(昭和51)年・2012(平成24)年の3つの時代の航空写真を、2.4m四方の大判に引き伸ばし(縮尺2,500分の1)、迫力ある航空写真を展示。航空写真が撮影され始めた頃の1948年の画像は、米軍が撮影したモノクロ。写真独特のゆがみ等を特殊な技術で補正して繋げた。今回のイベントのために作成したもので、初公開となり注目を集めている。

mapevent2.jpg 3つの時代の航空写真から読み取れる変遷を、パネルで解説。時代を経るごとに、田畑や山林が住宅地と広がり、現在、地下を流れる色内川は、道路整備事業(1958年)前は、長橋の中心部を流れ、稲穂を通り小樽港まで流れている。

 札幌円山・北海道大学の競技場とともに、道内最古の1934年に開設した小樽手宮公園競技場も見つけることができる。他にも、高速道路や築港駅、埠頭などの変遷、港に船が多いことから、かつての賑わいを伺い知ることができる。

 また、古地図と2012(平成24)年の航空写真を重ね、現在と比較した。1871(明治4)年の古地図と重ねたものからは、地盤が良い旧海岸線に道路を通すなど、昔と今の海岸線や埋め立ての関係性、1894(明治27)年と重ねたものからは今に残る道路、手宮の大火に見舞われた地形は、大規模な道路形状が変化いていることが分かる。

mapevent3.jpg 国土地理院北海道地方測量部から、地図の普及や優秀な人材育成や広報活動を目的に、各日2名が参加している。地理院地図は、地形図・写真・地形分類・災害情報などを発信するウェブ地図。

 今年発生した台風11号及び9号の被害状況について、北見市常呂川の氾濫状況を、航空機から撮影した画像を公開。災害による変化を知ることができる。

 このほか、2015年札幌で公開した1975(昭和51)年と2013年(平成25)年の大判航空写真も展示している。小樽の大判航空写真の中から、自分の住んでいる町など気に入った部分をプリントしてもらえる。

 渡邊代表理事は、「見やすく工夫して展示し、多くの方に来ていただき、皆さんの話を聞くことにより、私達もより詳しくなり知恵をいただいている。この機会に会場で楽しんでもらいたい」と話した。

 1948(昭和23)年の航空写真を見た来場者は、「手宮高架桟橋を上空から見たのは初めて。位置関係が分かった」と話していた。高架桟橋は、1944(昭和19)年、戦争の攻撃の標的を避け、上部のみ解体され撤去され、その後、1961(昭和36)年に基部も解体撤去された。

 小樽の街を航空写真と地図で見てみよう
 12月9日(金)12:00~17:00・10日(土)・11日(日)10:00~16:00
 小樽市観光物産プラザ(色内2)3番庫ギャラリー 入場無料
 問合せ:0134-64-9406・FAX0134-64-9506

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