降雪と安全を!天狗山スキー場安全祈願祭

 小樽天狗山スキー場(最上2)を運営する中央バス観光商事株式会社(岡田浩司取締役社長)は、12月10日(土)のスキー場オープンに先立ち、8日(木)11:30から、小樽天狗山ロープウエイ山頂展望レストランで、安全祈願祭を実施し、降雪と安全を願った。
 今年は、雪の降り始めが早かったものの、その後、雨が降るなど気温が高い日もあり、現在、同スキー場の雪の多い山頂でも約30cmの積雪で、オープンにはまだまだ不十分な状態。予定している10日のオープンに間に合うようまとまった降雪を願った。
1208tengusky2.jpg 安全祈願祭には、社長をはじめ、北海道中央バス株式会社・牧野和夫代表取締役社長・小樽市産業港湾部・中野弘章部長、小樽観光協会・西條文雪会長、小樽天狗山観光振興会・浅原千代治会長、小樽スキー連盟・青山勝会長、小樽天狗山スキー学校・戸塚浩司校長、株式会社天狗山ファミリー・横尾淳代表、ピュアスキースクール・菊地猛校長、中央バス観光開発株式会社職員など関係者30名が出席した。
 窓から見える冬景色をバックに祭壇が設けられ、小樽総鎮守・住吉神社(住之江2)星野昭雄宮司と権禰宜の川端克征さんにより神事が進められ、牧野社長に続き、各関係機関の代表者が、玉串奉奠を行い安全を祈願した。その後、直会(なおらい)が行われた。
 冒頭、岡田社長は、「ウインターシーズンに入り、当スキー場も10日(土)から営業開始となる。お客様の安全と運営施設の安全、安定的な降雪、賑わい、小樽市の繁栄を祈願させていただいた。今年は降雪時期が早く、気温も低めで余裕を持ってゲレンデ整備ができると思っていたが、今のところ雪不足。雪の恵みを願っている。
1208tengusky1.jpg 当スキー場の年間観光客は15万人強で、冬の観光客6万人の内、スキー客が2万人で約3割を占める。最近は、市内近郊をはじめ、外国人がスキーを担ぎバスに乗って来られ、観光客もスキーをレンタルして体験する人も多くなっている。
 お客様の安全と安心、そして、感動・歓喜・素敵な思い出を提供することが、経営理念である。スタッフ一同、理念に向かってしっかりと努めてまいりたい。天狗山は小樽観光の拠点でもある。観光振興への役割は大きく、関係機関と連携し今後の観光振興に努めたい」と挨拶した。
 短時間気軽に利用できる2時間券を販売や、ナイター営業で山麓から山頂まで一気に行けるパノラマペアリフトの運転などを、今回の新たな取組みとして行い、12月31日(土)の大晦日には、16:00以降のリフト券・ロープウエイ券購入者に、山頂展望レストランで年越しそばを振舞う。
 また、毎年恒例の1月1日〜3日のファーストラン。7日・8日・9日・14日・15日をパウダーランとして、7:00からロープウエイを運転。料金は大人1,500円・小学生以下1,000円、元旦から3日まで小学生無料。
 12月10日のオープンは、降雪状況により、山頂ファミリーコースのみのオープンとなることもある。6コースすべてのオープンは、今後の降雪によるが、昨年は12月20日だった。
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