グループ展"夢を旅するもの達" 3番庫ギャラリー (2016/11/17)

 札幌・ニセコ在住の作家8名のグループ展「夢を旅するもの達」が、11月16日(水)〜20日(日)10:00から17:00まで開かれ、個性豊かな作品が会場に集まった。

 札幌在住の木漆工芸の屋中健洋さん、陶芸の鳥居純子さん、木工の屋中秋谷さん、鹿革の原ななえさん、絵の植田莫さんとようこさん、ニセコ在住の硝子の北島雅子さんと陽子さんの作品が、会場で展示販売されている。

yumetabi1.jpg 8名それぞれが、全国各地で個展やグループ展に参加するなど、積極的に活動している。

 植田さんは、同会場での出展が3回目となり30点を出展。和紙や木綿に手描き染料を中心に、日本画絵具や墨も使い作品を仕上げる。絵の中の動物は、別布で立体的に貼り付けるなど工夫を施した特徴ある作品。俳人・種田山頭火の俳句からイメージを膨らませた作品や、北海道の自然と動物を織り交ぜた風景、愛猫をモチーフにした作品が並ぶ。

 妻のようこさんは、絵画20点を出展。同じく木綿生地に手描き染料を使い、白墨で色のトーンを落としたり、手縫いで動物や花をかたどり優しい印象のキルト絵。「夢の中で」や「満月」などシリーズで発表している。

yumetabi2.jpg 鳥居さんは、風・水・温度をイメージして作品を制作。風を感じたり、水面に起こる波紋の水紋や大皿に大気をイメージ、葉の先のしずく、葉がしおれる様子などを作品に表現している。

 札幌市手稲区宮の沢で木工房「緑舎」を営む屋中さん親子は、木を素材に別々の作品に取り組む。父の秋谷さんは、独自の工夫を施した合わせ木模様のボタンやアクセサリー、紙鎮(ペーパーウエイト)やペン置きなどの文房具、大型の木彫の器を展示している。年輪が輪のように見える木口面を表面にくるように合わせるなど、工夫を凝らしたボタンの模様がどれも美しい。

 息子の健洋さんは、実用的な食器を製作。木地作りから漆塗りまでのすべての工程を手がけ、シンプルで上品な茶碗・汁椀やぐい飲みなどが並ぶ。日常使ってもらいたいと器の制作に力を込める。修理も受け付けている。

 野生の蝦夷鹿の革を使ったデザイナー原さんの作品も展示。軽くふんわりとした肌触りを最大限に引き出す状態に仕上げた天然皮革。傷を負った鹿の革をそのまま使用するなど、野生味溢れた作品に出会うことができる。

 唯一ニセコ在住の北島さんらは、硝子に彫刻加工するサンドブラスト工法で制作したワイングラスやタンブラーなど硝子作品を発表。会場を華やかにしている。

 植田さんは、「それぞれがこだわりの技法で制作した作品を、この機会に観てもらいたい」と話した。会期中、在廊中の作家も多く、技法や作品について楽しい話を聞くこともできる。

 札幌・ニセコ在住作家作品展「夢を旅するもの達」
 11月16日(水)〜20日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)
 小樽市観光物産プラザ(色内2・通称運河プラザ)3番庫ギャラリー
 入場無料

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