多彩な催しで祝う!小樽図書館100周年 (2016/10/29)


 市立小樽図書館(花園5・鈴木浩一館長)では、10月29日(土)10:00から19:00まで、創立100周年を記念して「図書館誕生祭」が開かれた。

 講演会などの催しに先立ち、10:00からイメージキャラクターと読書感想画の表彰式が開かれ、森井秀明市長をはじめ、林秀樹教育長らが出席した。

 図書館イメージキャラクターは、図書館をイメージした親しみが持てるデザインを、市内小中高生から募ったところ、214点の応募があった。選考審査会を開き、上位10点を決定し、もっとも相応しい作品を、市民の投票で決定。小樽潮陵高校2年柴野初音さんの「たるばとちゃん」が選ばれた。市の鳥であるアオバトをモチーフに、抜群のバランスで頭の上の本を落とさないキャラクター。

 柴野さんは、「図書館の建物が親しみやすいため、ゆるキャラのようなかわいいイメージで考えた。大賞に選ばれ嬉しいがとても驚いた」と喜びを語った。

 一方、読書感想画コンテストは、市内小中学生を対象に、読んだ本の感想や心に残ったシーン、自分のイメージする人物などを絵に表現する感想画を募ったところ、小学生304編・中学生26編、計330編の応募があった。

 市立小樽図書館協議会安達久美子会長をはじめ、同会委員、小樽市学校司書ら14名が選考委員となり、物語のテーマを含めどんなところに感動したかが表現され、絵の背景や人物がしっかりと書き込まれているかなどを考慮し、小学生低学年・高学年・中学生部門から各金賞・銀賞・銅賞と審査委員特別賞(1名)を決定した。

100otarubook2.jpg 中学生の部で金賞を受賞した潮見台中1年の田中謡子さんは、色鉛筆で夜空の雰囲気を出すために何度も重ね塗りして丁寧に描き「小学3年生から銀河鉄道を読み始め、最初に読んだのは絵本で、次に借りたのは漫画。中学生になって初めて小説を読んだ。絵本や漫画から読み始めたので、難しいお話もイメージしやすく小説も読みやすかった。小さい頃から図書館は身近な存在で、このお話も何種類も読んでいてとても大切な物語になった。賞をいただきとても嬉しく思う」と話した。

 鈴木館長は、「図書館のキャラクター"あおばとちゃん"は、クリスマスや1月予定の読書通帳のキャラクターと、次々と仕事が目白押し。感想画は、12月に受賞作品の題材となった本と作品の展示会を予定。40万冊の本がある図書館の職員一同、これまで以上に読書の楽しさを伝えていこうと考える。これかも沢山の本を読み、楽しんだり感動したりしてもらいたい」と述べた。

 11:00から同館1階児童室で、市内で活躍する本をテーマにイベントを企画する団体「たるBOOK」による、手遊びや読み聞かせ・パネルクイズなどが開かれた。

 中川めぐみ代表と人気の児童書「かいけつゾロリ」の主人公が歌いながらサプライズで登場し、来場者を喜ばせた。落ち葉を使った歌遊びや「もりのてぶくろ」・「しってるねん」・大型絵本「もりのかくれんぼう」などの読み聞かせがあり、親子で物語に聞き入った。
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 同時に、同館学習室では、ぶらタモリに出演した総合博物館石川直章館長による「小樽を語る」ミニ講座が開かれ、約80名が聴講した。

 「小樽の知られていない名物として、戦前、意外にも鯉料理が名物で、釣り堀や養殖場があり、この池を冬はスケート場にしていた。絶滅の恐れがあるニホンザリガニが生息していること、1700年の地図に「オタルナイ」が登場した『小樽』の名のルーツを探り、埋めた前の地図と埋め立て後を比較したり、丘だった地形の変化を、当時の写真や地図と照らし合わせながら検証した。鉄道が町を作った手宮線は、日本と北海道の近代化を運んだ鉄道だった」など、参加者は小樽の昔を知る貴重な講話に耳を傾けた。

 19:00まで催しが開かれ、図書館の歩み100年を振り返りながら、新たな図書館がスタートした。

 市立小樽図書館

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