裁判所をチェック!コートモニター開催 (2016/10/21)

 札幌地方裁判所小樽支部(花園5)で、10月21日(金)10:00から、コートモニターが開催された。主催は札幌の市民団体である、司法を考える市民の会(石川絵理香世話人)。7名が参加した。

 コートモニター制度は、 市民が裁判所を観察し、その改善を提言していくボランティア活動のことで、米国・ニューヨーク州で導入されており、約40年の歴史がある。

 同会では、2年前にコートモニター制度を知り、同制度を国内で紹介している京都府立大学竹部晴美准教授を招き、これまで勉強会やシンポジウムを重ね、全国に先駆けてコートモニターを実践している。

courtmoniter.jpg 普段、札幌地裁(札幌市中央区大通西11)で行っているが、札幌地裁小樽支部の施設見学を兼ね、一般参加者を募り小樽で実施した。

 コートモニターでは、実際の裁判を傍聴しながら、裁判官や検察官、弁護士の言葉が聞き取り易いか、手続きが分かりやすいかなどを評価したり、裁判所の職員の対応がどうであるとか、裁判所の設備等について、バリアフリーの状態や椅子の座り心地などまで観察し、どう改善すれば、もっとより良く利用しやすい裁判所になるかを提言書としてまとめる。

 参加者は、同会の弁護士から裁判の一般的な流れや注目点などのアドバイスと、裁判所内ではメモを取ることは可能だが写真撮影や録音が禁止であることの注意を受け、10:00に始まった刑事裁判を熱心に傍聴しながら、モニター調査票を作成した。

 市内の女性は、「今回、初めて裁判の傍聴をしたが、被告人に対する検察官や裁判官の言葉使いがとても丁寧で驚いた。評価することはなかなか難しい」と話してくれた。また、何度も参加している男性は、「今回、初めて札幌地裁小樽支部に来たが、職員の対応がとても親切だ」と話していた。

 石川世話人は、「アメリカでは陪審員制度があり、市民と裁判所に密接な関係がある。裁判所側も、市民にとって裁判所を身近に感じてもらえるよう、裁判官自らが先頭に立って広報に努めており、コートモニターもその一環。今年度は、コートモニターの結果をまとめて、札幌弁護士会の司法改革推進本部に提出する予定。ゆくゆくは意見などをまとめたものを、札幌地方裁判所に渡すことができたらと考えている」と話した。

 米国では、調査結果をもとに、裁判所内の電灯を明るくしたり、椅子を座り易く改良する、スロープをつけるなど、裁判の中身だけではなく、施設面においても改善が図られている。

 札幌地方裁判所

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