石の魅力満載! 小樽愛石展


aiseki1.jpg アンモナイトの化石や孔雀石など珍しい石を展示する「小樽愛石展」が、10月19日(水)から23日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階研修室で開かれている。
 同会(會澤雄一会長)は、最近若手が入会し、20〜80歳代の会員26名が所属。そのうち、20名の約50点の石を展示。個々のコレクションの中から、観せたい石を持ち寄った。石を載せる台もそれぞれが手作りしたもので、石にぴったり合わせて作成している。
 同会の活動は、年1度の総会と、年2回の石の採集に、函館や夕張、日高など、主に川に出かけて採集している。川によって採集できる石が違い、磨いて楽しむものや磨かないで鑑賞するものもある。
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 会場では、高橋重収さん自慢の緑色の孔雀石(マラカイト)や知内産の千軒石、日高産のトマム石が並び、日高産の青虎石は縞模様が特徴で、色の濃淡がグラデーションになっている。愛情込めて磨き上げた七色に輝く大理石や黒光りの大理石、宝石を思わせる白水晶などが展示され、石に興味がある市民らは、ひとつひとつじっくりと鑑賞していた。
 会員一堂「この機会に、自然にできた石の模様や自然の形を楽しんでもらい」と、来場を呼びかけ、石にまつわる話は尽きず、石談義に花を咲かせていた。
 小樽愛石展 10月19日(水)〜23日(日)10:00〜17:00
 市立小樽美術館(色内1)1階研修室 入場無料