1年間の集大成! 老壮大学作品展

 平成28年度小樽市老壮大学作品展示会が、9月6日(水)から、市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリーで始まった。
 今回で39回目を迎え、235名の学生の中から224名が作品を出品し、約200点ほどが展示され、見応えがある。
rosodaigaku1.jpg 6日から8日(木)までのA班(書道漢字・俳句・絵手紙・版画)と、9日(金)から11日(日)までB班(書道かな・絵画・園芸)の2班に分かれて開催される。
 6日13:00から、A班の作品107点が展示された会場で、森井秀明学長(小樽市長)をはじめ、来賓、各講座の講師や学生が大勢集まる中、開会式が開かれ、テープカットで開催を祝った。
 森井学長は、「様々な講座の中で取り組まれた成果が一堂に展示され大変うれしく思う。多くの皆さんに作品を観ていただく良い機会と期待している。他の講座の作品を観ながら、これからも自らの創作意欲を高め、より深い交流の機会に結びつけてもらいたい」と挨拶した。
rosodaigaku2.jpg 人気の講座・絵手紙科は、荒関裕紀子氏が講師を務め、60〜80代の38名の学生のうち、32名が1年間の集大成を発表。母への手紙や想い出をテーマに作品づくりに励んだ。
 絵手紙と言っても、ハガキはもちろん、カレンダーやうちわなどの様々なサイズの用紙に、応用して楽しむことができ、顔彩を用いて好きな絵を描き、墨で絵の輪郭をなぞる。どれも力作揃いで、来場者の目を楽しませている。
 荒関講師は、「皆さんの作品を観て、進歩というより目を見張るほどすごい作品ばかり。母への想いや手紙を読むと涙が出そうになる。この機会に皆さんに楽しんでもらいたい」と話した。
 この展示会終了後は、母への想いを綴った作品を集め「母への手紙・想い出展」を9月12日(月)〜18日(日)に、北海道新聞小樽支社1階おあしすで開く予定。
 他にも、俳句や書道、版画の作品が展示され、作品を鑑賞する市民であふれていた。
 平成28年度小樽市老壮大学作品展示会
 9月6日(水)〜8日(木) 書道漢字・俳句・絵手紙・版画
 9月9日(金)〜11日(日) 書道かな・絵画・園芸
 10:00〜17:00(6日と9日13:00から、11日15:00まで)
 市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリー 入場無料
https://www.city.otaru.lg.jp/simin/korei/rousou/ 小樽市老壮大学
https://www.otaru-journal.com/2015/09/0915-1.php 関連記事