縄文人の知恵と心を!おたる縄文祭り (2016/08/20)


 縄文の郷・小樽で「おたる縄文祭り」が、8月20日(土)・21日(日)の2日間、小樽市観光物産プラザ(色内2)3番庫ギャラリーで開催中だ。先人の知恵と心を学び受け継ごうと、おたる縄文の集いを引き継ぎ、同祭りが開かれた。

 初日20日(土)14:00から16:00まで、原子修実行委員長をはじめ、小樽縄文人の会代表で陶芸家の前田隆護氏、縄文研究家千葉浩幸氏による縄文に関する講演や、ギタリストで作曲家・曽山良一氏による縄文琴の演奏と、小樽タヒチアンダンス教室hina fetia ~pensee ~代表の野口花代氏の縄文乙女の舞いなど多彩な催しが開かれた。市民ら約50人が興味深く聞き入り、縄文人に思いを馳せた。

jomonmatsuri1.jpg 同時に、縄文模様をあしらった器や壺・オブジェなど、約80点の野焼き縄文土器展も開かれ、野焼き独特の風合いを鑑賞した。

 原子実行委員長の講演の中では、「縄文の世界は1万2千年前で大自然と共生の世界。生活協同体を基盤にして、我欲を抑制し支配されずせずの生き方をし、自由平等の尊重、戦争を否定続けた。先人の教えに背かず、ひとりひとりが幸福になるよう縄文人の精神を引き継ぎ、新しい世界を切り開きたい」と語った。

 また、「小樽を縄文の郷とし、今から3,500年前の"忍路土場遺跡"(ストーンサークル)から、木製の琴や縄文乙女の土偶など35万点が出土。私達の先人である縄文人の優れた文化を現代に伝えたい。今日は、縄文人の心と知恵をみんなでしっかりと学ぶことができた。これを小樽の宝にしていきたい」と述べた。

 来場者も参加して、原子氏と「小樽縄文乙女」の詩を作ったり、野口氏と共に「縄文火花歌」を歌い、15:45にすべてのプログラムを終了した。

jomonmatsuri2.jpg 同舞いを披露した野口氏は「原子先生からはポリネシアの文化が混ざっている踊りを依頼され、縄文の踊りとはどんな踊りなのか悩む中、何度か打ち合わせをしながら創作し、丸く柔らかく縄文の心のように優しい思いを、縄文はすべての物に魂が宿っていることから、魂とともにいろいろな物に感謝の気持ちを込めて踊った。大変光栄な機会となり精一杯に踊った」と話した。

 会場の展示中の土器等は、8月6日(土)余市栄町の砂浜(日本海余市保養センターはまなす温泉裏側海岸)で開催の「よいち縄文野焼き祭り」で焼かれた大人43名と子ども26名の約80点の作品で、縄文模様がついた器や壺やオブジェなど個性溢れる作品が並んでいる。

 前田氏は、「今回の野焼きの状況が良く、作品の仕上がりが良かった。農家から廃材をもらい、良く乾燥させた木で火持ちが良く、当日風が強くなく均等に焼けた」と話した。

 21日(日)も同会場で10:00から16:00まで、野焼き縄文土器展が開かれている。

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