故人を偲ぶ万灯会! 運河公園に5000個の灯篭

 夏の風物詩「おぼん万灯会」が、8月19日(金)16:30から、小樽運河公園(色内3)で開かれ、故人を偲ぶ大勢の人々が集まり、静かに手を合わせた。
0819obonmantoe1.jpg 市内67ケ寺が加盟する小樽仏教会(林勝信会長)が主催して、17回目を迎える恒例行事となり、3年ぶりに好天に恵まれ野外で開催されたこともあって、市内をはじめ近郊から大勢の人々が訪れ会場は混雑した。
 会場には約5,000個の灯篭を並べ、噴水池には蓮華灯約200個を流し、夕暮れとともに幻想的な光景に包まれた。
0819obonmantoe2.jpg 飲食やゲームなどの露天が軒を連ね、17:00から風船の魔法使いエリサショーや大道芸人クマさんショー、18:20から小樽太鼓衆鼓響による和太鼓演奏の迫力ある打演があり、宗派問わず集まりアトラクションを楽しんだ。
 18:50から約20名の僧侶による、全宗派を対象におぼん万灯会大法要が行われた。その後、6つの宗派(浄土真宗・浄土宗・真言宗・曹洞宗・日蓮宗・法華宗)ごとに読経を行い、アナウンスの案内で、檀家が入れ替わり、それぞれに思いを込めて手を合わせ、故人を偲んでいた。
 20:30頃まで大勢の人々で賑わい、会場周辺は混雑が続いた。
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