商大生がクラウドファンディング!水族館でカフェ&バー


 小樽商科大学社会情報学科の大津晶准教授の研究室で都市計画を学ぶゼミ生3年生11名は、おたる水族館のイルカスタジアムの地下観覧スペースで、8月5日(金)・6日(土)の2日間、夜間営業に合わせ、社会実験”cafe & bar PHANTOM”を営業する。
 このスペースは、今まで休憩スペースとして利用されてきたが、水槽で泳ぐイルカを間近で見られ、隠れた場所を魅力的な空間に生まれ変わらせようとプロジェクトを立ち上げた。
 そのための資金を調達する方法として、インターネット経由で資金調達をする手法であるクラウドファンディングに挑戦。7月16日から支援募集を開始し、8月5日(金)0:00に終了する。
 現在、まだ目標金額62万円のうち、31.8万円(51%)しか集まらず、締切まで残り3日となり、多くの支援者を募っている。
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 同プロジェクトは、小樽商科大学大津ゼミ+N合同会社の主催で、HBCフレックス+おたる水族館+福島工務店協力のもと、イルカの泳ぐ様子を楽しみながら、くつろげる空間として生まれ変わらせる。
 社会実験PHANTOMの始まりは、昨年の夏、小樽商工会議所の主催で港湾振興プロジェクトの一環で、小樽第3号埠頭でコンテナカフェを期間限定で、その後は、昨年12月に、余市宇宙記念館で営業した。
 水族館でのカフェ&バーは、カウンターとテーブル席を合わせて24席。ソフトドリンクやビール、ワインなどのアルコール、チーズケーキやカナッペ、フルールポンチなどの軽食を提供する予定。各日ゼミ生7名ずつで対応する。
 同ゼミ生は、「私たちにとってゼミに所属して、今回初めてのプロジェクトです。残り数日ですが、全力で取り組みたい思います。皆様が一度は訪れたことがあるであろう、おたる水族館。そして祝津の魅力を拡張するために、一緒にこのカフェを作り上げませんか?ぜひ、ご支援よろしくお願いいたします。そして、当日はぜひ皆様のご来場をお待ちしております!」と意気込みを語った。支援方法や同プロジェクト内容