潮まつり2日目 各梯団潮ねりこみで奮闘

 小樽最大の夏まつり「おたる潮まつり」が、50回目を記念し7月29日(金)に開幕。2日目の30日(土)、まつりのハイライト「潮ねりこみ」が、11:00に花園グリーンロードをスタート。
 おたる潮太鼓保存会親隊・ハマナス隊を先頭に、役員梯団から青年会議所まで、過去最大の97梯団・約1万人が市内中心部を練りこんだ。
 朝里ファミリアは、駅前通りのローソン付近から出発し、利用者と職員100名が出場。車椅子の参加もあり、元気に踊った。

 開校110周年とまつり50周年を併せて祝う小樽桜陽高校は、揃いのポロシャツで約1,100人が集まった。先頭の2台の人力車には、北海道庁立小樽高等女学校時代のOG2名が乗車して参加した。
 1年生から3年生まで708名と教員・保護者・卒業生が長い列を作り、両手にうちわを持ち、「オウヨー」と声を合わせ、見物客を楽しませた。

 同校1年・室谷隼人君(テニス部)と高嶋竜平君(野球部)は、「初めて参加し、沢山の人に見られ緊張したが、踊りやすく楽しかった。潮まつり50周年と当校110周年とを併せた企画で、良い思い出になった」と話した。
 双葉中学と高校は合同で、思い思いの浴衣で参加。一生懸命に踊り、最上小学校PTA潮ねりこみ隊は、鳴子持参で元気な掛け声を合わせ懸命に踊った。
 それぞれの梯団が個性を生かし、揃いの衣装でアピールしたり、この日のために準備や練習を重ね、本番を迎え、のびのびと踊りを楽しんでいた。

 ねりこみコースの沿道には、多くの見物客が詰めかけ、50周年を記念する踊りを楽しんだ。まつり会場は、身動きができないほど混雑が続き、露店を利用する人、まつりを楽しむ家族連れが行き交った。
 市内の夫婦は、「毎年観に来ている。踊りに参加したことがあり懐かしい。18:00から孫が踊るのを楽しみにしている」と話した。
 飛び入り参加者も14:00と18:00に集まり、一緒に踊りを楽しんだ。
 潮ねりこみのご案内
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