佐藤さがみ陶展!多彩な作品60点


sagamiten1.jpg 富山県から小樽に移住し6年目の主婦・佐藤さがみさんの個展「佐藤さがみ陶展」が、7月27日(水)から31日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー1で開かれている。
 佐藤氏は、1990(平成2)年に富山市で陶芸を始め、数々の大賞を受賞。6年前に小樽移住した。3年前に同じ会場で、第1回目の個展を開いたが、当時は、富山で制作した作品が殆どだった。これを機に、北海道小樽での新しい作品作りへのきっかけを作りたいと、今回は60点を展示し2回目を開催。
 海が見える高台の自宅に工房があり、土と遊び、製作を楽しんでいるという。押し付けることが嫌いで、作品を観た人にどう思われるかが、頑張る力・作品を作る糧になっているそうだ。sagamiten2.jpg会場の作品は、色も形も素材も様々で、その時々の気持ちを込めて、作品づくりをしている。
 2014(平成26)年、道展に出展した「北の大地への憧れ」は、来場者の注目を集める。印象的な青い色は、佐藤さんが一番好きな色で、形もどこか北海道に似ている。作品の中には、北海道を意識して北海道の形をくり抜いたり、空に向かって伸びる表現をした作品が多い。それは、常に上を向いて歩いていたいからだといいう。陶芸のテーマも題材も無限だ。
 佐藤さんは、「楽しんで作った作品を観てもらいたい」と話した。
 佐藤さがみ陶展ー土と戯れてⅡー 7月27日(水)〜31日(日)10:00〜17:00(最終日15:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャリー1 入場無料
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