小樽の消防士2人 全国大会へ出場


fireman2.jpg 小樽市消防署(花園2)警備2課警備第2係の消防士2名が、7月16日(土)の第45回全道消防救助技術訓練指導会(札幌市)において、ロープ応用登はんの部で優秀な成績を収め、8月24日(水)愛媛県松山市で開催の全国大会へ、北海道代表として出場する。
 全国出場を決めたのは、勤務5年目の見山博昭さん(23)と勤務4年目の佐々木良多さん(22)。どちらも小樽出身で、標準タイム16秒を大幅に上回る11.9秒の成績で、13組中1位となった。2位も小樽市消防本部の富山広太・綿谷謙汰さんのペアが12.0秒の好タイムを出し、小樽勢が1・2位を独占した。
 昨年も同じ種目で、当時、警備1課救助第1係・田中康二郎さん(23)と、同警備第1係・楢崎哲さん(23)の消防士ペアが、12年ぶりに全国大会へ出場し、2位の好成績を収めている。
fireman1.jpg その報告会が、7月25日(月)16:20、市役所(花園2)2階市長室で開かれた。森井市長は、「日々の努力が実り、全国大会でも活躍してもらいたい。切磋琢磨し、競い合い、積極的に参加してもらいたい」と激励した。
 2人は、昨年からペアを組み始め、今年の本格的な練習は、小山邦夫警備2課主査の指導の下、5月9日から始まり、訓練場となる市民消防防災研修センター(天神2)で、塔上から垂らされたロープを使って1日10回程度の練習に励んでいる。訓練後の筋力トレーニングや非番の自主トレーニングを続けている。
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