はしご車体験に長蛇の列!消防フェア

 小樽市消防本部は、7月24日(日)10:00から13:00まで、DCMホーマック株式会社手宮店(手宮1)駐車場で、消防フェアを開催した。清々しい晴天となり、朝から親子連れが訪れ、約700名が参加した。
firefair1.jpg 同フェアは、市民を対象に、防火・防災意識の高揚及び災害における実践的な行動力を身に付けることを目的に、「見る 聞く ふれる 消防体験」をテーマに、これまでのラルズマート桂岡店(桂岡2)の駐車場から場所を変えて開かれた。
 同署手宮出張所が担当し、消防署員32名、第1・2・5・8分団の20名の消防団員が参加。タンク車などの消防車両4台・救急車1台・はしご車1台が会場に集まった。
 一番人気を集めたはしご車乗車体験には、大勢の親子連れが並び、開始から大活躍。12:00に受付を締め切るほどだった。ヘルメットを被った親子が、消防士と一緒にはしごの先端に乗り体験を楽しんだ。
 的をめがけての放水や消火器を体験したり、火災で発生した煙はどんな状況かテントの中で再現し、その様子を体験した。20kgの重さのタンクと消防服を着用して、写真撮影したり、心肺蘇生法を学んだり、会場は大いに賑わった。
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 長橋出張所に配置している消防団多機能型車両も展示され、搭載している救助用具(エンジンカッター、チェーンソーなど)を公開した。第8分団(団員50名)に所属する千葉信幸さんは、団員8名と参加。来場者に消防団の活動や搭載物について解説した。
 5つの体験コーナーをはしごするスタンプラリーも実施し、プレゼントを配布した。テント内では、住宅火災報知器の展示や消防団PRコーナーで18歳以上の男女へ団員を募っていた。
 市内の3歳の男児は、消火器による放水体験を楽しみ、消防車両がずらりと並んでいるのを見て大喜び。はしご車に並ぶ列が空くのを待っていた。
 小樽市消防本部