暮らしを豊かにする雑貨が見つかる「ZAKKA SAKKA carnival」が、7月2日(土)・3日(日)の11:00から18:00まで、小樽市観光物産プラザ(色内2)3番庫ギャラリーで開催。
初日2日(土)は、待ちわびた雑貨ファンが、開店前から並ぶ人気。雑貨作家と会話を楽しみながら、気に入った品を買い求めていた。
4回目となる今回は、小樽を中心にニセコや札幌などの個性溢れる作家が集結し、初出店9店舗を含む26店が、限られたスペースで、自慢の品々を恰好良くディスプレイした。
初参加の小樽の文房具の老舗・山岸商店は、大学ノートの定番「ツバメノート」を20種類以上揃えた。
鉛筆は、黒い10Bから硬い10Hまであり、その中間のF(Firmしっかりした)も。工作のりや、クリップなど昭和の香り漂う商品が並んだ。
小樽で綿花を栽培する日和和枝さんの「小樽綿花」も初参加店。綿花のドライフラワーや、綿花を飾りつけたリースなどを販売し、綿花の栽培についても聞くことができる。2004年から、北海道では難しいとされる綿花の栽培を始め、5年前から独自の栽培方法を重ね、昨年収穫した小樽産の綿花からわずかな糸ができた。余市や小樽市民体験農園でも40本植えた。収穫は10月中旬となる。日和さんは、「今後、小樽綿花でタオルや布巾を作りたい」と話す。
江別在住のガラス作家・村山敬史さんは、「そら豆ガラス商店」を出店。小樽や広島、江別で修行し、4年前に独立した。透明ガラスに色ガラスをのせた器やグラス、泡グラス(技法)など透明感を生かしたガラスが特徴。蝶のブローチや妻が作った陶のブローチも並んだ。
札幌軟石を使い家の形にした「かおるいえ」は、アロマオイルを使い香りを楽しむ。フェイクグリーンをアレンジしたり、軟石から雑貨が生まれた。
生花を使わない花屋「seven’s FLOWER」は、ブリザーブドフラワーやワイヤークラフト、フェイクグリーン(人工観葉植物)などを販売。プレゼントにも喜ばれている。
時計のパーツを組み合わせたアクセサリーの「Rabbit Natch」は、プラスチックに樹脂をのせた新作のブローチやピアス、定番の小鳥やカエルをモチーフにした革の小物を販売。
他にも、菊地商店の野菜やスモークサーモンサンドや、cafe chobichaの手作りお菓子は、クッキーやフロランタン、マフィンなど15種類。
素朴な雑貨や繊細なアクセサリー、オーダーメイドの帽子など、暮らしを豊かにするおしゃれな雑貨を求めて賑わった。
3日(日)も11:00から18:00まで開かれる。
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