最高路線価 は堺町の本通線 1㎡13万円で横ばい


 国税庁は、2016(平成28)年1月1日時点の路線価及び評価倍率を記載した路線価図等を、7月1日(金)に同庁ホームページで公開した。
 路線価は、相続、遺贈又は贈与により取得した財産に係る相続税及び贈与税の財産を評価する場合に適用する財産評価基準。
 国税庁が、ホームページで発表した2016年(平成28年)分の「路線価」で、小樽税務署管内の最高路線価は、昨年同様、小樽市堺町の本通線通りで、1㎡13万円だったことが分かった。
 道内での最高路線価は、札幌市中央区北5条西3丁目(道道札幌停車場線通り)で、1㎡当たり312万円で、昨年の279万円より11.8%増加。札幌ではこのほかの市街中心地でも増加が目立った。
 また、変動率が一番大きかったのは、ニセコ地区の倶知安町字山田(道道ニセコ高原比羅夫線通り)で、昨年の6万4千円より、9万6千円へと50%も高騰した。
 小樽での最高路線価となった地点は、小樽市堺町の本通線通りで、於古発川から堺町交差点までの約850m。沿線には、かま栄や北一硝子などの企業が軒を連ねている。
 小樽を代表する観光地であっても、路線価は、ここ数年は横ばい状態が続いており、今年は、昨年の1㎡あたり13万円と同じく13万円だった。
 別表 平成28年分税務署管内の最高路線価
 小樽市(路線価図・町丁名索引)
 国税庁