美術館と運河プラザ 道新文化センター作品発表展


doshinart1.jpg 小樽道新文化センター「第30回作品発表展」が、5月26日(木)から29日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)と運河プラザ(色内2)3番庫ギャラリーの2会場で開かれ、同センターの受講生が2年に1度の集大成を発表した。
 美術館会場は、書道・ペン習字・篆書と篆刻・水墨画・日本画入門・土曜絵画教室・絵画入門・水彩画、子ども水彩画教室・シニアの美術クラブ、子どもの美術クラブ・デジタルで撮る小樽の四季・仏像彫刻。 
doshinart2.jpg 一方、運河プラザ会場は、はじめて習うペン習字・カリグラフィー・プリザーブドフラワーアレンジメント・パッチワークキルト・ステンドグラス・原色押花・深雪アートフラワー・戸塚刺しゅう・ビーズときめき織・卓上手織・レザークラフト・ポーラセーツ・はじめての陶芸・籐工芸・木彫・メイビ式あみもの・俳句入門。
 同センターでは、文化系の講座と舞台で発表する講座を交互に1年毎に発表している。昨年は、市民センター(色内2)マリンホールで、ダンスや歌、楽器、舞踊、太極拳などの受講生の発表会を開いた。
doshinart3.jpg 一島嘉明氏が講師を務める楽しむ水墨画は、受講生3名と一島氏の5点を展示。一島氏は、水墨画の基本となる「四君子」その1とその2を出展。一島氏は、「墨一色で結構な絵が描け、水墨画でしか描けないものもある。会場に来て、興味を持てる講座があれば、まずトライしてみることが大事」とPRした。
 ペン習字は、三浦栄子氏が講師を務め、7名の受講生が作品を発表。小樽ゆかりの石川啄木の歌をペン習字で書き、額装した13点と、釧路啄木一人百首から下の句100枚を書いた作品を展示した。三浦氏は、「小樽ゆかりの啄木の歌を題材に、皆さん頑張って書きました。とても良くできています」と話した。
doshinart4.jpg 他にも仏像を丁寧に彫刻した作品や、絵画作品などが展示された。
 運河プラザ会場は、バラをアクセントにしたり、干支の猿をモチーフにした深雪アートフラワー作品や、籐工芸、パッチワーク、木彫りなどが展示され、受講生の真剣に取り組む姿や楽しむ様子が作品から伺い知ることができる。
 会場は、受講生や友人、興味を持つ市民らが大勢訪れ、作品を鑑賞していた。
 小樽道新文化センター第30回作品発表会
 5月26日(木)〜29日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリー、運河プラザ(色内2)3番庫ギャラリー
 各会場入場無料
 道新文化センター