版画と筝のコラボ! 美術館でコンサート

 市立小樽美術館(色内1)で開催中の小樽ゆかりの版画家5名が集う「木版の夢ー小樽に版画の種を蒔く」(7月3日まで)の展示会場で、演奏会「筝による心のメロディー」が、5月21日(土)14:00から開かれ、市民ら74名が版画作品会場で筝の音色に耳を傾けた。
kotoconcert2.jpg 演奏会の出演者は、大林朋子氏が代表を務める「咲楽雅会」のメンバー8名と、三紘・田辺勢貴氏、キーボード・小野寺順子氏(カワイ音楽教室)とベース・横山利幸氏、Hula・篠宮武子氏(プルメリアフラ・グループ代表)。
 咲楽雅会が主宰する演奏会「筝 咲楽」は、札幌・小樽で開かれ、公会堂や運河プラザでは定期演奏会を開き、童謡・映画音楽、歌謡曲など幅広い曲を演奏している。大林代表は、PTAだった縁で西陵中学校で箏曲の授業の講師を務め、運河プラザでの演奏会では、生徒も授業の成果を発表した。
 1部は、筝と三紘で春らしくめでたい曲「春の栄」を歌を交えて、2曲目の筝と三紘の合奏の「富士」は、四季折々の富士を思い描きながら演奏を聞いた。
kotoconcert1.jpg 2部は、ミニ筝とキーボード、ベースでハワイアンHula「パリシェルズ」を演奏。和と洋の楽器が奏でる中、篠宮氏が加わり優雅にHulaを披露した。
 
 その後、馴染み深い「リンゴ追分」や「みかんの花咲く丘」、「野に咲く花のように」「青い山脈」と続き、それぞれの曲の演奏前には、大林代表の説明があった。
 
 最後に復興支援ソング「花は咲く」とHulaで締めくくり、アンコールにも応え、1時間ほどの生の演奏会を楽しんだ。
 6月26日13:00から小樽運河プラザ(色内)3番庫で、演奏会「♪筝 咲楽 2016」を予定している。
 なお、特別展関連事業の第3弾は、6月11日(土)14:00〜15:30より、ミュージアムコンサート「懐かしい風景」を開催。札幌コダーイ合唱団、指揮:中村隆夫氏 観覧料のみ。市立小樽美術館2階展覧会会場
 アーティスト・バンク 大林朋子
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