商大飲酒事故追悼式 誓いの碑前 (2016/05/09)



 小樽商科大学(緑3・和田健夫学長 )で、2012(平成24)年5月に起きた飲酒死亡事故の追悼式が、5月9日(月)12:15より、同大学体育館前の誓いの碑前で開かれた。

 和田学長をはじめ、学校職員・遺族・学生ら約80人が出席し、故人の冥福を祈った。

0509syoudai1.jpg 誓いの碑は、2014(平成26)年4月に建立。「飲酒により死亡事故を起こしたことに、哀悼の意を捧げるとともに、事故の反省と教訓を深く心にとどめ、二度と事故がおこらないように」と刻まれている。5月7日を、故人の追悼と飲酒事故防止を誓う日と定め、その後、毎年追悼式を実施している。

 和田学長は、事件が起きた4年前を振り返りながら、「飲酒は、時と場合によっては死と巡り合わせの行為。飲酒事故は防ぐことができる。そのため、本学は、誓約書の提出・未成年の飲酒の禁止・過度の飲酒の禁止・飲酒の強要の禁止等の教育を行っている。その取り組みも、教職員が学生の意識の改革、自立した行動が伴わなければ意味がなく、事故を防ぐことはできない。

0509syoudai2.jpg 最終的には、個々の自覚にかかっていることを強調したい。教職員と学生は、この事故を防ぐことができなかったことを深く反省し、この誓いの碑の前で2度とこのような事故を起こさないよう、その防止に努めることを誓う」と述べた。

 学生を代表して川口颯汰さん(2年)は、「あの事故で、青春を謳歌するはずだった大切な先輩を失い、それ以来、学生の間でも事故の再発防止に努めてきた。事故当時を知る学生は少なくなり、事故が起きてしまったこと、事故を繰り返してはいけないことは、先輩から後輩へ今も語り継がれている。このことを忘れずに、これからも戒めていく。今日、この碑の前で、改めて飲酒事故再発防止に努めることを固く誓う」と誓いの言葉を述べた。

 引き続き、和田学長と学生代表と遺族、参列者による献花が行われ、1分間の黙祷が行われた。
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 誓いの言葉を述べた川口さんは同大の体育会系の部活の取りまとめ役、「飲酒事故当時にいた学生が3月で卒業し、飲酒事故の事実が薄れないように、これからも在校生が飲酒事故再発防止に努めるべきだと思う」と固い意思を示した。

 飲酒死亡事故は、2012(平成24)年5月7日に同大学のアメリカンフットボール部の部員が、大学内のグランドで、バーベキューパーティを行なった際に、新入生を含む9名の学生が急性アルコール中毒となり、病院に搬送された。そのうち、新入部員だった1年生の男子学生(19)が5月24日に死亡。部員50人を無期停学などの懲戒処分、同年7月に同部を廃部にした。

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