「小樽写真散歩」by akemi iwata《小樽の桜》


 2016年の桜前線は、3月19日に福岡や名古屋の桜が開花し北上を続ける中、北海道にもいよいよ桜前線が到着。4月24日(日)に函館が開花を宣言。平年より6日早く、昨年より3日遅く開花が確認され、観測史上3番目となった。翌日の25日(月)には、札幌でも開花を宣言した。
 小樽でも、4月20日(水)に、小樽観光船乗り場の桜が、数輪開花しているのが見つかり、小樽警察署の桜は24日(日)に開花した。昨年よりも2日遅かった。
 同じ日に、小樽市総合博物館(手宮1)の構内のエゾヤマザクラの開花が確認され、待ちに待った桜の季節が始まった。
 その後、気温が低めに経過したこともあり、満開までゆっくりとしたペースとなり、まだまだ、桜楽しめそうだ。
 釧路方面の桜前線の到達はまだで、5月12日(木)頃に開花予想している。

 GW突入した日曜日の5月1日、小樽市総合博物館では、構内の桜も開花し、大勢の親子連れが集まり、蒸気機関車アイアンホース号に乗車して楽しんでいた。
 5月3日(火)、晴天となり最高気温も25℃を越える夏日を記録し、館内のそれぞれの桜も次々と開花し、来館者を楽しませた。
 アイアンホース号の車庫の裏の貯水槽は、蒸気機関車に給水する水を貯えた施設。寄り添うようにどっしりとした桜も見頃を迎えていた。知る人ぞ知る毎年注目したい桜だ。

 5月5日(木)、JR南小樽駅の桜も見頃を迎え、駅の利用客は桜をカメラやスマホで撮影したり、わざわざ桜を見に訪れた桜ファンは、入場券でホームに入り撮影を楽しんだ。小樽の桜の名所のひとつとなっている。

 天上寺(入船4)は、境内の約30本のソメイヨシノが見頃を迎えた。六地蔵・慈母観音などの阿弥陀様もあり、連日花見客で賑わっている。

 長橋バイパストンネル上に位置する公園の桜も見頃。

 朝の雨も上がり、時折日が差す5月7日(土)、桜の名所として名高い手宮公園は、大勢の花見客が訪れ、桜の花を楽しんだ。
 隣接する手宮緑化植物園の駐車場は常に満車の状態が続いた。同園には16種類60本の桜があり、最初に花を咲かせたエゾヤマザクラは、花も終わり葉っぱに覆われたが、ソメイヨシノやシダレヤマザクラなどのほか、梅・スモモなどが一斉に咲き、見頃となった。
 野鳥・キビタキに遭遇。オレンジ色の綺麗な羽の色が印象的。

 まだまだ、桜見頃です。