第87回小樽地区メーデー! 労働組合21団体670名

 5月1日のメーデー(労働者の国際的祝日)の日に、連合北海道小樽地区連合会は、第87回メーデー大会(磯野康昭実行委員長)を、9:30から色内埠頭公園で開いた。
 すべての労働者の賃金や労働条件を改善し、志を同じくする関係団体と連携を深め、「働く人が報われる社会」・「ひとりひとりが主役の社会」を作ろうと宣言した。
0501mayday1.jpg 大きな旗を持った北海道教職員組合、全北海道開発局労働組合、北海道中央バス小樽支部などの労働組合21団体670名が集結。
 「支え合い 助け合う 心をひとつに力を合わせ、暮らしの底上げを実現しよう!」をメインスローガンに、「すべての労働者の賃金の底上げを図るため、最低賃金を”全国最低800円、全国平均1,000円”への引き上げを実現しよう!」など、30ものサブスローガンを掲げた。
 民進党第4区総支部・本多平直代表をはじめ、民進党小樽支部・川澄宗之介代表(道議会議員)、小樽市議会議員4名、各労働団体関係者等が特設ステージに登壇。その横には、熊本地震への被害者救援のため、募金箱を設置しカンパを募った。
 主催者を代表して磯野実行委員長は、「連合小樽の総力をあげて、本メーデーは、自民党政権の極右的な政策に歯止めをかけ、平和憲法を守り、安全で安心して暮らせる日本を取り戻す。0501mayday2.jpg労働者の権利・労働条件を改善して市民の生活を守るために、労働者、市民が一丸となって、参議院議員選挙に勝利を送る意思の再確認の場としたい。共に頑張りましょう」と挨拶した。
 第24回参議院選挙必勝特別決議案と他2つの大会決議案の提案説明があり、メーデー宣言を併せて拍手で採択した。
 集会の最後に、同実行委員長は、「参議院議員選挙に勝利し、真の平和を取り戻し、すべての労働者の賃金・労働条件を改善するため、連合小樽団結して頑張ろう!」と声高々に音頭をとり、参加者と共に、ガンバロー三唱をした。
 引き続き、デモ行進が行われ、会場から、月見橋を直進し、港湾部前港町交差点を右折、駅前通りを直進、北陸銀行小樽支店前を左折し、サンモールアーケード街入口で解散となった。
 周辺は、デモ隊の通過により一時通行止めとなり、渋滞を引き起こしていた。