ネイチャーや人物46点! フォート光友会作品展


 第25回フォート光友会(増田輝敏会長)作品展が、4月27日(水)から5月1日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー1・2で開かれている。
photokoyu1.jpg 小樽・余市の50代から80代までの男女8名と講師1名の絶妙なタイミングで捉えた画像を、半切から全紙の大判にプリントした色鮮やかなカラー写真46点を発表している。
 朝焼けに染まる古平の鮭釣りや、なえぼ公園のエゾリスの愛くるしい表情、グラデーションな滝に飛ぶ白鷲など、日常あまり出会うことのできない風景が写し出されている。
 同会の名称である「フォート」は写真を意味し、「光」は写真を写す時のポイント、「友」は共に良い写真を撮るという意味が込められている。毎月1回市民センターで例会を開き、年3回、加賀谷重雄氏を講師に迎え、アドバイスを受けている。
 春と秋には撮影会に出かけ、赤井川の冷水峠で雲海を狙ったり、落合ダムの紅葉など、早朝に出かけて撮影を楽しんでいる。今年の春は、おたる水族館で撮影会を予定している。
photokoyu2.jpg 薬師セツ子さんは、なえぼ公園の愛くるしいエゾリスを捉えた6点を出展。リスの表情が分かるほど至近距離で撮影に成功。何度も足を運んでいる薬師さんだからこそ撮れる作品。
 中島史江さんは、撮影会で出かけた古平で、太陽が昇る前の朝焼けの中、釣り竿を投げた瞬間をシルエットで撮影した作品と、同じ日に、赤井川で稲刈りをする農夫の様子を捉え作品を出展。秋の撮影会では収穫が多かったという。
 講師の加賀谷氏は、星空をテーマに5点を出展し、大滝のナイヤガラの滝と星のコンビネーションは見事で、季節を変えて撮影している。
 「年に1度の作品展。ぜひ多くの方に観ていただきたい」と呼びかけている。
 なお、同会では写真を楽しむ仲間を募集している。希望者は増田まで(090-1309-2350)。
 第25回フォート光友会写真展 4月27日(水)〜5月1日(日)10:00〜17:00
 市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー1・2 入場無料