第8回祝津にしん群来祭りが、6月4日(土)・5日(日)に、大漁旗100枚がたなびく鰊御殿下広場で開かれる。
初のポスターを300枚作成し、JR駅等でPR中。昨年は1万2,000人で賑わい、今年も多くの来場者をと期待を寄せている。主催は、おたる祝津にしん群来実行委員会(山岸篤史実行委員長)。
初日9:40から鰊の大漁と祭りの成功を願う祈願祭が、10:00から盛大にオープングセレモニーが開かれる。鰊の幼魚の放流式(鰊御殿の事業)を実施し、祭りがスタートする。
大ぶりの小樽産の鰊が、2日間で1,000尾無料で提供される。ビアガーデンや海産市場即売会、山道フットパスやイソガニ釣り大会など、盛り沢山な企画を用意。子どもから大人まで楽しめる、祝津ならではのイベント。恒例イベントと合わせて、さらにボリュームアップさせた。
毎年長蛇の列を作る無料のにしん焼きは、両日500尾ずつ、12:00・13:00・14:00・15:00の4回に分け、各回100から130名に整理券を配布する(中学生以上1尾限り)。会場設置の炭火の焼き台で各自で焼き、香ばしい香りが漂う中、鰊に舌鼓を打つ。有料の鰊もある。
新企画としては、4日(土)18:00から20:00まで、旧白鳥番屋で、「手打ち蕎麦と日本酒を楽しむ会」を開催。蕎麦は、小樽手打ちそば群来の会が提供し、大正硝子館のぐい呑(持ち帰りできる)で、後志の珍しい日本酒を味わう。定員30名・参加費3,000円。申込は、土日を除く4月25日から5月27日までに、0134-32-0111(アートクリエイト高橋)へ。
5日(日)12:00から14:00まで、小学生以下を対象に、祝津産のホタテ釣りコーナー(100円)を新たに設置。恒例の浜の石投げ選手権(4日)や、イソガニ釣り大会(5日)は、豪華賞品を用意している。
昨年大人気で売り切れとなった、祝津の浜のかあさんが考案した「小樽群来太郎丼」をミニサイズで、両日先着250食を300円で販売。群来太郎丼は、20日から新日本海フェリー船内食堂で、23日から、ホテルノイシュロス小樽、貴賓館、青塚食堂、潮騒、マリーナでもメニューに加わった。小樽群来太郎丼デビュー
祝津海山市場即売会では、新商品の「小樽産鰊カンロ煮」(八丸堀内水産)、「小樽産鰊キムチ」(鍛冶商店)、「北海道産鰊さつま揚げ」(ニコー食品)が店頭に並び、1パック300円の格安で販売。鰊を使った加工品販売や手のひらカレイ、ベビーホタテの詰め放題なども開かれる。
この他、貴賓館や神社、石蔵などを巡る「祝津番屋めぐりツアー」(4日)や、オタモイから赤岩、祝津絶景コースを散策する「にしん山道フットパス」(5日)なども行なわれる。
今年から「知産志食しりべしスタンプラリー2016」にも参加し、同実行委員会は、多くの来場者を呼びかけている。問合せ080-4505-2424・茨木家中出張番屋0134-26-6160
◎祝津番屋めぐりツアーと手打ち蕎麦と日本酒を楽しむ会
0134-32-0111 アートクリエイト(高橋)
◎にしん山道フットパス
0134-26-6160 茨木家中出張番屋
申込み 4月25日から5月27日まで・土日を除く
◎小樽祝津たなげ会HP
◎祝津にしん群来祭り
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