小樽水産高"元気まぐろ" 生協で販売開始 (2016/04/09)

 小樽水産高等学校(若竹9)の生徒が49日間の乗船実習の中で、ハワイ沖・マグロ延縄実習で捕獲した"元気まぐろ"を、4月9日(土)9:00から、コープさっぽろ南小樽店(入船1)と同みどり店(富岡1)で販売し、大勢のまぐろを買い求める客で賑わった。

genkimaguro1.jpg このマグロは、昨年10月23日に、同校本科海洋漁業課第2学年漁業コース22名と専攻科漁業科第1学年8名の30名が、小樽港を出港した北海道教育庁渡島教育局所属の実習船若竹丸」に乗船してハワイ沖でマグロ延縄実習で漁獲したもの。鮮度を保つために、船内ではらわたとエラを取って保管。12月7日に小樽港で水揚げ(約2トン弱)した。

 これまで、焼津港で水揚げしていたが、地元の高校生が捕獲した魚を、地元で水揚げし地元で販売しようと、同校同窓会・本間弘行会長が勤務する札幌中央市場内の高橋水産株式会社(札幌市中央区)が所有するマグロの保管に適したマイナス50℃の冷凍庫を使用することで、小樽での水揚げが可能となった。同社の計らいで、生徒が自ら漁獲したマグロを自分達で販売することが実現した。この取り組みは、昨年に続き2回目。

genkimaguro2.jpg 初日の9日(土)、コープさっぽろ南小樽店(入船1)の魚売り場では、"元気まぐろ"特設コーナーを設置し、延縄漁の実習の様子の写真や、遠くからも目立つように水産高校ののぼりを立てアピール。同校・平沼裕康教頭と乗船実習に参加した3年生4名が青い袢纏姿で店頭に立ち、レシピを配布したり、質問に応えるなど笑顔で接客した。

 冷凍柵や刺身用に切ったもの、にぎり寿司、加熱用のカジキマグロ、マグロのカマなどが山積みに用意された。オープン前から並ぶ人もいて、捕獲したマグロを使って作った缶詰50個は、3分ほどで完売した。

 同店・水産部門マネジャーの海老井利之さんは、「各日、メバチマグロ300kg、ビンチョウ・キハダマグロ150kg、カジキ30kg、寿司60パックを予定している。販売前から今年も販売するのか問い合わせがあり、地元の人やOBが楽しみにしている。高校生の協力のもと、地元密着で、お客さんにも喜んでもらいやりがいがある」と話した。
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 マグロは各100g税込で、カジキ106円・キハダ246円・メバチ268円・ビンチョウ214円と格安価格。

 売り場に立った生徒は、延縄実習は夜中の2:00から夜8:00まで続き、大変な実習だったと振り返り、同校・原田亮君(3年)は「色々な人に買ってもらえて嬉しい」。同・吉政豊君(3年)は「沢山売れるように頑張りたい」と話した。

 ビンチョウ・メバチ・キハダマグロの試食も用意され、味を確かめてから購入することができ、市内の女性は、「高校生が頑張って獲ってきた魚を買いに来た。値段も安いし新鮮です」とカゴに数パックを入れていた。

 10日(日)と17日(日)も、同店舗で9:00から16:00まで販売。売り切れ次第終了となる。同校人気の缶詰(マグロの油漬け)も各日50個販売する予定。

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