暴風雪で荒れる小樽市内! 強風で被害

 発達した低気圧の影響で、道内南西部を中心に暴風雪に見舞われ、各地で被害が相次いだ。
 小樽でも未明から強風と雪が吹き荒れ、午前4:00頃、風の音で目覚めた人も多かった。4:17に最大瞬間風速26.1m/sを記録した。
0301weater1.jpg その影響で、市内幸町のグループホームの屋根のトタンが剥がれ、潮見台1丁目や末広町では、倒木が道路をふさぐなどの被害があった。午後には、張碓の印刷会社や空家の屋根のトタンが剥がれるなど、各地で被害が相次いだ。
 列車の運行にも影響があり、道内200本以上が運休し、遅れが相次ぎ混乱した。小樽駅では、函館線長万部から小樽間が大雪の影響で、朝から運休となり、18:00頃まで運転を見合わせ、交通機関の乱れが続いた。列車運行情報〜道央エリア
0301weater2.jpg 17:00現在、札樽道は通行可能だが、道道1号小樽定山渓線は、吹雪のため、朝7:00から通行止めが続いている。規制解除は3月2日7:00を予定。北海道地区道路情報
 小樽市教育委員会によると、市内の小中学校は、小学校24校中9校が臨時休校し、始業時間を2時間遅らせた学校が5校あった。中学校14校のうち、銭函中学校は、当初自宅待機としたが、その後登校し、臨時休校した学校はなかった。
 札幌管区気象台は、石狩・後志地方は、1日夜のはじめ頃まで風雪や大雪、高波に注意を呼びかけている。

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 都通り商店街は、シャッターを閉め臨時休業する店もあり、静屋通りの店主は、「20:00頃に閉め、早じまいする」と話した。
 札幌管区気象台
 平成28年2月29日からの低気圧による暴風雪災害警戒本部の設置について