はつらつとプレイ!冬季ゲートボール大会


gateball1.jpg 第28回小樽市冬季ゲートボール大会が、2月25日(木)9:30から、小樽市総合体育館(花園5)アリーナで、同実行委員会(林下孤芳委員長)が主催して開かれた。
 年々、ゲートボールの競技人口が減少する中、市内4クラブ6チームの8歳から83歳までの32人が参加し、日頃の練習の成果を発揮し、冬場の運動不足を解消した。
 日本ゲートボール連合認定審判員が審判し、選手も兼ねて大会に参加している。同大会は、冬の季節の閉じこもりを解消し、シーズン前のウォーミングアップにもなり、和気あいあいとプレーを楽しもうと開かれた。
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 同アリーナに、横15m×横20mのコート2面を設け、1チーム5人で編成した6チームが4回戦ずつ戦った。競技時間は30分間。
 夏場のグランドで使用するボールと違い、室内用のボール(直径7cm)を使用し、3つのゲートがあり通過すると1点、ゴール2点。チーム5人が30分以内にすべてクリアすると25点が加点される。団体競技のため、チームワークが勝敗の鍵となり、真剣に競技が進められた。
 ゲートボールは、1947(昭和22)年北海道芽室町発祥のスポーツで、世界43ヵ国で行われ、中国では100万人、日本では50万人の競技人口。1993(平成5)年頃までは、小樽でも500人がゲートボールを楽しんでいたが、年々減少し、現在、約10チーム60人が競技を楽しんでいる。gateball3.jpg
 小樽ゲートボール協会・五十嵐太司郎副会長(小樽スパーククラブ会長)は、「冬の体力維持や健康づくりとなり、作戦を練る頭を使うためボケ防止にもなる。大会では、参加者が集まり会話が弾み、楽しくできるスポーツ。みんな元気に楽しんでいる。もっと多くの人に参加してもらいたい」と呼びかけた。
 会場では、ボールがゲートを通過する度に歓声が沸き、参加者は、はつらつとプレーを楽しみ親睦を深めていた。
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