卓越した技能と後進の育成!優良技能者13名表彰


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 小樽市は、平成27年度小樽市優良技能者13名を選び、2月22日(月)11:00から、市役所(花園2)別館3階第2委員会室で、表彰式が開かれた。
 小樽地方技能尊重運動推進協議会・濱本進会長をはじめ、小樽技能士会・山田清美会長、各事業所代表、推薦団体が見守る中、選ばれた13名に、森井秀明小樽市長から表彰状が手渡された。
 この表彰は、中小企業の振興を目的に昭和50年度から毎年行われ、小樽市中小企業等振興条例施行規則第24条に基づき、市内の中小企業等に同一の職種で15年以上実務経験があり、かつ満35歳以上の者で、勤務成績優秀、卓越した技能や技能水準の向上に努めた人物を対象に表彰している。
yuryouginousya1.jpg 小樽洋服商組合や小樽塗装工業組合、小樽建築技能協同組合など38の技能職種団体に推薦を依頼し、毎年10名前後の技能者を表彰。昨年度は10名を表彰している。
 濱本会長が審査経過を報告。「2月4日に審査員6名で各団体から推薦された候補者について、表彰資格や基準に基づき慎重に審査をした結果、13名を選んだ。受賞される皆さんの職業は建築・美容・菓子製造業など多岐に渡り、それぞれが長年に渡り研鑽を踏まれた優秀な方々。今後共、本市の優良な技能者としての更なる活躍を期待する」と栄誉を湛えた。
 森井市長は、「技能が極めて優れ、作業の改善や生産性の向上に貢献され、さらに、後進の指導と育成に努められ職場で模範となる方々を表彰。伝統ある職人のまち小樽にとって、皆さんは、財産であり絶え間ない努力がなければ、小樽経済の発展はなかったことを考えると、地域産業の活性化を高める力添えをいただいている皆さんの先輩や皆さんの活躍は誇りである」と祝辞を述べた。
 受賞者を代表して、小樽地方燃焼機器整備組合推薦の有限会社きはらサービス・木原純一さん(69)は、「優良技能者として栄誉ある表彰をありがとうございます。伝統と社会貢献という責任の大きさに身の引き締まる思い。伝統ある職人のまち小樽において、技能の継承発展のため、これまでにも増す努力が求められている。この栄誉を契機に、さらなる技能の向上と若い技能者の育成に力を注ぎ、地域産業の発展に寄与できるように最善を尽くす所存である」と謝辞を述べた。
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