没後83年目の"多喜二祭" 市民の参加を! (2015/12/21)

 小樽が生んだ日本プロレタリア文学の代表的作家・小林多喜二の没後83年目を偲ぶ「多喜二祭」が、2016 (平成28)年2月20日(土)の命日に合わせて開かれる。

 小樽小林多喜二祭実行委員会(寺井勝夫委員長)が主催して、多喜二が眠る雪深い奥沢墓地(奥沢5)で、赤いカーネーションを手向けて偲ぶ墓前祭を13:00から、その後、記念のつどいを、市民センター(色内2)マリンホールで開く。

1221takijisai.jpg 小林多喜二(1903.10~1933.2)は、秋田生まれの小樽育ち。小樽高商(現小樽商科大学)で学ぶ。文芸雑誌に数多くの作品を投稿し文壇デビューを果たし、蟹工船などの名作を生んだ。当時の治安維持法違反容疑で特高警察に逮捕されても、信念や思想・政治的立場を変えなかったため、29歳という若さで拷問によって虐殺された。多喜二祭は、没後55年から毎年続けている。

 記念のつどいを、例年より早めの15:30から実施し、この日のために書いた構成劇で、市民が役者となって参加する「この日本がいつまでも平和であってほしい~みのわ登の遺言」(大地巌脚本・演出)を上演する。

 この劇は、政務次官箕輪登氏他2名著書の「我、自衛隊を愛す故に、憲法9条を守るー防衛省元幹部3人の志」から、小樽出身の箕輪登氏のメッセージを基に脚本を書き上げ、主役とヤマ場の語りはプロの役者を使い、観衆を引き付ける。上演時間60分。

 その後の講演会では、小樽商科大学・荻野冨士夫氏が講師となり「多喜二は戦争をどう描いたか」と題して、平和を守ることの大切を語る。

 寺井委員長は、「社会情勢を踏まえ、戦争か平和の岐路に立ち、小樽が育てたプロレタリア作家の多喜二は党派を超えて平和を守ろうとした。平和を守ることの大切さを確認できる集会になれば」と話した。

 なお、墓前祭行のバスは、12:15からJR小樽駅前のバス乗り場から貸切バスが出る(往復500円)。詳しくは事務局まで。チケットは小樽市民センター(色内2)で、一般1,500円・高校生以下500円で販売中。当日券あり。問合せ:080-6099-1815 小樽多喜二実行委員会・大地巌

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