森井市長答弁に呆れる総務委 部下に責任転嫁! (2015/10/07)

 第3回定例会(9月議会)で否決・不承認とされた参与を、森井市長が任用を続けていることに関し、10月7日(水)16:00から、緊急の総務常任委員会が1時間限定で開催されることとなったが、市長の対応で入口から紛糾した。

 緊急総務委員会を前に、13:00から議会理事会が開かれた。

 6日(火)、各会派への総務部長と秘書課長の参与の処遇についての説明の中で、「参与は労働契約法に守られている嘱託員...」と述べたが、「労働契約法」を「労働基準法及び小樽市嘱託就業規則」と訂正予定と書かれた文書を示しただけで、議員から「文言を置き換えただけで済むのか」と指摘され、改めて資料の提出を求め、開会後14分で休憩に突入。15:54に再開したが、市長は、市長室に籠ったままで何らの回答せず、理事会も進行不能となった。

 その後、2時間遅れの18:00から、第2委員会室で、総務常任委員会が開かれた。

 冒頭、総務部長より訂正に関する報告があった。

 「昨日の会派説明における発言の訂正では、現行の参与は、労働契約法に守られている嘱託員であり、市長であっても正当な理由がなく解雇できないという言い方をしたが、参与を正当な理由なく解雇できない根拠は、労働契約法ではなく、労働基準法及び小樽市嘱託員就業規則である。労働契約法は、地方公務員は適用除外となり、地方公務員法で特別職と規定されている嘱託員についても同様に嘱託員除外となり、小樽市の嘱託員についての労働関係は、労働基準法の規定に基づいて制定している小樽市嘱託員就業規則が根拠となる。法令の適用違いにより混乱を招き、今後このようなことがないよう注意を払う」と理解を求めた。

1007council.jpg 森井市長は、議決後からの経緯の報告を、「参与の任用については、第3回定例会の結果を受け、現在も対応を続けている。打ち合わせを行ったが、結論には至らなかった」と説明した。

 自民・共産・公明・民主・新風小樽の順で質問が行われたが、市長の不誠実な答弁が続き、議員は呆れ、質問を中止する議員が続出した。

 自民党・濱本進議員は、「自分の部下(総務部長)が、適切ではない法令を元に説明をし、何も説明がないのか」との質問に、市長は、「先ほど説明した通り」と答弁を繰り返した。

 濱本議員は、再三、市長に回答を求め、市長の認識を確認したところ、「冒頭で総務部長が責任を持って謝罪をしたのでそれを受け止める」と市長は答えた。何度回答を求めても同じ答弁を繰り返す市長への怒りを顕にした。

 山田雅俊委員長が、最高責任者としての誠実な答弁をと再三求めが、満足な回答は得られず、濱本議員は、「答弁が噛み合わないし、こんな市長答弁をもらったことはない」と質問を中止した。

 斎藤陽一良議員(公明)も市長の意思を明確にする答弁を求めたが、「あまりにも不誠実な態度であり、許されない答弁」と非難。市長答弁を待ったが、「先ほどから答弁をさせていただいている通り」と答えるに留まり、斎藤議員も質問を中止した。

 佐々木秩議員(民主)は、「責任を持った人の責任の果たし方は、多分、市民や職員も見ていると思うが、チームの監督やキャプテンの責任の取り方や果たし方でチームが変わってくる。今回残念なのは、総務部長が言ったのだからあなたの責任で、自分で責任を取りなさいとなると、市長から何かをやってくださいと受けた人は、責任を逃れることしか考えない。市長の目指すような市政はできない。最後は、市長が責任を持ってくれるからできるんだ」と市長を諭した。市長は、「これから組織のトップとして陳謝することも勉強する」と答えた。

 安斎哲也議員(新風小樽)は、「組織を動かす人の態度とは思えない」と厳しく指摘。市長は、「これから成熟できるよう努力したい」としたが、今ここで考えを改めるように求められたのに対し、「真摯に受け止めて今後に努めたい」とした。

 「市長記者会見で、参与の解雇は人権問題に発展することを危惧すると述べた真意を」と質し、何の人権問題に発展するのか。自ら参与の任用を勝手に決め、議会で条例と規則が否決され、やめてくださいと言ったことを、人権問題とイコールさせていること自体問題」と撤回を求めたが、何らの回答も示さなかった。市長の人権に対する考えが曖昧なため、人権について改めて調べるよう求めた。

 この日の委員会は、市長の都合で16:00から17:00までの1時間限定とされたが、結局、市側の対応が後手後手に回り、18:00からの開会となり、終わったのは20:40となった。

 森井市長は、答弁に窮すると沈黙するだけで、臨機応変の答弁も出来ず、責任は部下に転嫁する答弁をするなど、リーダーシップに欠け、市長としての器か?と疑問符が投げかけられていた。

 自らのミスを認めず、謝ることが大嫌いな市長が、それでも、ようやく、「これから組織のトップとして陳謝することも勉強する」と答えたのが、精一杯だった。

 次回の総務常任委員会は、市長が8日から11日まで韓国出張のため、13日(火)13:00からを予定している。

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