知らん顔の参与登庁!"幽霊職員"が居座る森井市役所


sanyoroom.jpg 小樽市議会でその任命根拠と報酬を失った堤参与の去就が注目されていたが、決算特別委員会の最終日となった10月1日(木)も、笑顔で市役所に登庁し、関係者の首を傾げさせていた。
 森井秀明市長下の小樽市役所では、市議会で拒否された参与が、市議会の決定を無視して、法的根拠も報酬も支払われないまま、1日も登庁したことで、市長の所信が問われることになった。
 市議会では、堤参与の登庁を受け、総務常任委員会を緊急で開くかの論議となったが、横田議長が除雪に関する付帯決議を市長に提出する際に、市長が韓国に出張する10月7日(水)までに、結論を示せと要求したことで、緊急の委員会の開会は、先送りされることになった。
 これにより、森井市長が堤参与を今後どう処遇するかが問われることになり、市長の結論次第で、総務常任委員会が開かれるかが決まることになりそうだ。
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 この意味で、森井市長が7日までにどういう結論を出して議長に伝えるかで、市長VS市議会バトルの第2幕が上がることになる。
 市議会に”NO”を突きつけられた堤参与が、法的根拠と報酬がないまま、知らん顔で大手を振って市役所に登庁し続けているのは、森井市長の承認がなければ到底出来ないことは明らか。
 森井市役所は、市長室の脇に”幽霊職員”が出没するという、全国的にも例のない”暴走”を許したことになるが、7日までに、果たして、市長と市議会はどのように対処するのか注目される。
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