ニッコールクラブ小樽支部 14名56点を展示


 ニッコールクラブ小樽支部(本郷正利支部長)は、8月12日(水)から16日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーで、第7回写真展を開催している。
 会員15名のうち、14名のカラーやモノクロなど4つ切りから全紙サイズまでの56点を展示している。
nikkorclub1.jpg 同クラブは、ニコン製品を愛用しニッコールクラブの会員が、平成20年に発足し、仲良く・楽しくをモットーに、写真を趣味として楽しむ、小樽・札幌・江別在住の男女が集まり、活動している。
 年4回の例会があり、気に入った写真を持ち寄り互選し、会員相互の勉強会を行い、写真技術の向上を目指している。高得点の作品は、ニッコール会報誌「サロン・ド・ニッコール」に応募し、そこで再審査され、選ばれた作品が会報誌に掲載される。
 会場には、全紙サイズの大きな作品が多く、色鮮やかなカラー写真やモノクロ写真が目を引いた。各作品には、機種やレンズ・シャッタースピード・絞り・ISO感度・デジタルorフイルム・撮影地が添え書きされ、参考とする鑑賞者も多い。
 吉田義則さんは、道東方面のネイチャーを得意とし、今回は、知床のヒグマの激写4点を出展。野生のヒグマの野性味溢れるダイナミックな様子を捉えている。堀野正憲さんは、出展したモノクロ4点を、自分で現像する写真愛好家。
nikkorclub2.jpg 今回から参加する藤松佳晃さんは、市内の桜の名所である手宮緑化公園や水天宮・奥沢水源地・宏楽園を写真に収めた。
 江別在住の古間木興子さんは、音更町でふきのとうと福寿草が咲き始め、まだ雪が降る寒い日、エゾリスが現れたシャッターチャンスを逃さず、エゾリスの表情を上手く捉え印象的な作品に仕上げた。
 林令二さんは、見事な皆既月食や霧の中の杉林、水草の模様など、なかなかお目にかかれない自然を狙っている。オーロラの撮影にも挑戦しているという。
 成澤克朗さんは、岩見沢市で開催のふるさと百餅まつりでの楽しそうな人々や、北海道神宮の境内でしめ飾りを持って歩く人物など、人物にレンズを向けた作品が多く、「1年に1度の作品展をご覧いただければ」と話した。
 14名が様々なテーマで撮影に取り組み、例会で学んだ成果を発表している。
 ニッコールクラブ小樽支部写真展 8月12日(水)〜16日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリー 入場無料
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