蓮や睡蓮が開花! 銭函の浄土寺


jodojihasu1.jpg 小樽銭函1丁目にある浄土宗極楽山宝池院浄土寺(銭函1)の庭先に、蓮や睡蓮など夏の花々が開花し、檀家や住民らの目を楽しませている。
 蓮や睡蓮の世話をする同寺院・長尾晃行副住職は、12年ほど前から仏教の花と言われる蓮の栽培を始め、試行錯誤を繰り返し、念願の温室を設置し、毎年開花させている。温室の中には、水が張られた大きな鉢が置かれ、蓮がすくすくと成長している。
 8月9日(日)には、今年初めて導入した”寿星桃”という種類の蓮が開花状態で、細い茎の上に花びらが細かい大輪の花をつけていた。現在の品種は、爽風・青菱紅蓮・茶碗蓮・賽佛座・小舞妃・美中紅・寿星桃の7品種で、温室の中で育てているため、6月下旬から咲き始め、お盆頃まで開花の様子を楽しめるという。
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 玄関入口には、6つの鉢が置かれ、白や黄色、ピンクの睡蓮がいくつも開花し、金魚が葉の間を泳く姿も合わせて楽しめる。境内をぐるりと囲むように、木や花々も植えられ、四季折々の花々も楽しむことができる。睡蓮と蓮は、冬になる前に寺の建物へ移動し越冬する。
 長尾さんは、「檀家さんは、お盆のお参りがてらに、ご近所の方々なども、お散歩の途中などに立ち寄り、自由に楽しんでもらいたい。せっかく咲いた花も、午後には閉じるため、見頃は午前中です!」と話した。
 開花の様子は、ブログで紹介している。