堺町通りが賑やかに! ゆかた風鈴まつり

 小樽堺町通りを会場に、「ゆかた風鈴まつり」が、8月8日(土)・9日(日)の両日、歩行者天国にして、多彩なイベントが行われている。
 小樽堺町通り商店街振興組合(森川正一理事長)が主催し、今年で6回目を迎え、浴衣姿のカップルや家族連れで賑わった。
 会場には、全国各地から48のガラス工房が製作した個性溢れる風鈴を展示し、涼しげな音色を響かせる中、来場者が気に入った風鈴に投票するという、「小樽びぃどろ風鈴コンテスト」を実施。
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 展示された風鈴の中には、切子を素材にしたものや、金魚をあしらったもの、ソーダー水を思わせる清涼感漂うものなど、個性豊かなものが並び、来場者の注目を集め一票が投じられていた。
 メルヘン広場に特設ステージを設置し、スイーツや寿司早食い対決、ゆかたコンテスト、ストーリーライブを催し、まつりムードを高めた。
 8日(土)は、スイーツ早食い対決が、13:20から銀の鐘・15:30からルタオを実施。各回18名が参加し、6名ずつの予選で上位2名が決勝進出。6名で決勝戦を行なった。
 2回目の対決は、ルタオの人気商品ロールケーキが用意された。まずパッケージから取り出すところから始まり、参加者は、ロールケーキを思いっきり頬張り飲み込んでいた。
yukatafurin2.jpg 1回目の銀の鐘のシュークリームを食べてから、2回目にも出場した人や、ビールを持ち込んだ人など、個性豊かな挑戦者が集まった。
 予選を勝ち抜いた強者6名で決勝戦が開かれ、市内在住の小畠邦規さんが、甘い物が苦手としながらも、見事、一番先に平らげ、「美味しくて楽しかった」と優勝の喜びを語った。
 ゆかたを着飾った小学生以下の子ども達を対象に、「ゆかたコンテスト」が行われ、59名の男女が参加した。着物に詳しい4名の審査員による厳選なる審査の結果、表彰式が行われた。
 審査のポイントは、全体のコーディネイトや、子どもらしく生き生きとした雰囲気があるなど。7位までが選ばれ、下から順番に1人ずつ名前を呼ばれ、ステージ上で、賞状と記念品が手渡された。
yukatafurin3.jpg 市内在住の諸岡舞音さんと乃音さん(小4)は、姉妹で参加。舞音さんは3位、乃音さんは、みごと優勝を果たし、「すごく嬉しい。今年初めて浴衣コンテストの出場し、楽しかった。妹とお揃いの浴衣で、帯がアクセント。おばあちゃんがこの日のために揃えてくれた」と嬉しそうに話した。
 その後、ビンゴ大会やメルヘンライブなどが開かれ、会場の椅子に腰をかけながら、催し物を楽しむ大勢の人々で賑わっていた。
 なお、9日(日)は、スイーツと寿司の早食い対決やゆかたコンテスト一般の部や、ライブが開かれる予定。
 小樽堺町ゆかた風鈴まつりHP
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