安全で楽しい海水浴を!銭函海水浴場オープン


 7月に入り、北海道にも短い夏の季節がやってきた。市内の海水浴場は、サンセットビーチ銭函を皮切りに、銭函・朝里・東小樽・塩谷・蘭島の6ヶ所の海水浴場が開設し、おたるドリームビーチは今季の開設はしていない。
 サンセットビーチ銭函が、7月1日(水)に市内トップを切ってオープンし、4日(土)には、市内でもっとも古くから海水浴場として開設している「銭函海水浴場」(銭函3)がオープンした。
zenibakosea.jpg 11:00から、銭函海水浴場組合・釜田実会長をはじめ、関係者7名が出席して、安全祈願祭が同海水浴場の砂浜で開かれ、今シーズンの安全を祈った。あいにくの曇り空で、気温も16 ℃前後と低めに経過したため、海水浴客はいなかった。
 同海水浴場で、今シーズン開設の海の家は5軒。ドリームビーチとは違い、海の家の所有者が、責任を持ってシーズン後に解体し、オープンに合わせて設置するのが当たり前として長く続けられてきた。
 同海水浴場は、JR銭函駅から札幌方面へ徒歩10分ほどの場所にあり、市内で1番古い海水浴場で、長さは約480m。遠浅の広々とした砂浜で、小さな子ども達も遊ぶことができ、家族連れに親しまれている。水洗トイレや仮設トイレもあり、遊泳可能の旗を3箇所に設置している。
 また、プレジャーボート等の侵入を規制する「水域利用調整区域」に指定され、安全面にも配慮している。
 同海水浴場のピークは、20日(土)の海の日からお盆までで、市民をはじめ、本州からも海水浴を楽しみに訪れている。
 同組合の釜田会長は、「安心できる海水浴場なので、潮風も気持ち良く、多くの海水浴客に楽しんでもらいたい」とPRした。同海水浴場の開設期間は、7月4日(土)から8月31日(月)まで。
 今後、10日(金)に蘭島、11日(土)に朝里・東小樽・塩谷がオープンを予定している。
 平成27年度海水浴場オープン情報(平成27年6月30日現在)