市長答弁巡り紛糾!午後から議会が夜間議会に (2015/06/23)

 小樽市議会(横田久俊議長)第2回定例会は、23日(火)、公明・民主・新風小樽の3会派の代表質問が行われた。この日も小樽市議会恒例の午後1:00からの開会となっていたが、22日(月)の市長答弁を巡り、答弁調整のため、1時間半遅れで開会する事態となった。

0623council.jpg 傍聴席には市民ら20名ほどが集まっていたが、待ちぼうけをくらい、「いつ始まるのか」と苛立つ声もあった。ようやく14:30に開会したが、休憩を挟み、夜間議会に突入し、21:12に終了した。

 会派代表質問に先立ち、森井市長は、昨日の共産党・川畑議員の質問に対し、「昨年の第4回定例会において建設常任委員会から提案された住宅エコリフォーム促進条例が全会一致で可決されたことは、大変重く受け止めている。条例の趣旨に基づき、住宅エコリフォームの促進に関して、早期に策定し実施したいと考えるが、昨日答弁したとおり、条例に基づく助成制度については、恒久的な施策とするために、関係機関と調整など時間を要することから提案を見送った。事前の説明不足と指摘があり、今後、本会議・予算特別委員会・建設常任委員会などで、議論を深めてもらい、住宅エコリフォーム制度は、市民が活用しやすいようしっかりと取り組みたい」と釈明した。

 引き続き、小鷹孝一総務部長は、「今定例会で予算を付けないことについて、議案説明の際に、一部の会派から指摘があり、その際にすべての会派に説明したと思い込みが生じた。確認を充分にしていなかったことに対して、注意不足であり反省している」と理解を求めた。

 その後、公明党・千葉美幸議員、民主党・林下孤芳議員、新風小樽・安斎哲也議員が会派代表質問を行い、ドリームビーチ問題や参与任用について問い質した。

 千葉議員は、市長の政治姿勢について、「以前から5団体(自民・民主・公明・商工会議所・連合小樽)のしがらみが生まれ、市政発展の障害になっていると演説で訴えていたが、市長の考える5団体のしがらみとは何か。大幅な人事異動の選考方法は、参与任用について具体的な説明はなく任用したのか」と質問。koumei-chiba.jpg

 森井市長は、「しがらみとは、選挙時の支援関係を就任後も引きずり、姿勢運営に大きな影響をもたらしていた。中松市政の4年間、5団体とどんなしがらみがあったかについては、5つの団体から推薦された候補者が市長になるという前提で物事が進み、市民が選挙における選択への意思がそがれ、市政に対して諦めた他人ごとのように感じられていた。今回の職員人事は、市民と共に考え、市民の目線に立ち、一生懸命に取り組んでいる職員が報われるよう、日の目にあたっていない職員にもしっかりとあたるよう、適材適所の配置を心がけた」と答弁。参与については、「行政と民間両方の知識を有し、最も適材。除排雪対策についても助言してもらいたい」とした。

 安斎議員も参与任用について質問。「公募しない理由や参与の任用手続きの決済の過程の中で、市長の判子が先となった理由、さらに、議案説明時に、『任用はいつか』について、『分からない』と発言し、次の日に任用した。議員に嘘をつくのなら市民にも嘘をつくのか。市長の対応は理解できない」と不信感を募らせた。

 森井市長は、「参与の決済の過程について、嘱託である参与の任用についての起案作成を秘書課長に、職員課長、総務部次長、部長の順に決済を回し、最終的に総務部長に決済を求めた。市長の押印が先になったのは、出張に出る直前に決済が未完成とならないように、最終決済者として予め押印した」と答えた。

 小鷹孝一総務部長は、参与任用の決済で総務部次長・職員課長を代理決済した理由を、「市長がとても望んでいる参与で、地方公務員法上、上司の命に従わなければならず、特に違法性のない市長からの命令等であれば、従わなければならない。職員課長と総務部次長は慎重に考えたいと判を押さず、最終的に事務方の私(総務部長)が判を押さなければ、起案した秘書課長と市長の判だけとなると、秘書課長が全部責任をかぶることとなるので、代理決済を私の判でした」と明らかにした。

minsyu-hayashishita.jpg 質疑の中で、最初の市長の答弁は、予め用意されているが、その後の再質問では、市長が答えられない場面が多く、まわりの幹部職員からも回答が得られず、横田議長が答弁漏れを指摘する場面や、正確に答弁するよう注意するなど、森井市長の初の定例会は、空回りする局面が多く、今後の市政・市議会運営の行方に大きな不透明感が漂った。

 林下議員は、北海道新幹線開業に向けた2次交通の確立について質問。「新函館北斗間と小樽市との2次交通の実現は、小樽観光の弱点となっている通過型観光から滞在型観光へ転換する大きなチャンスであり、リピーターを増やすことにもなる」と市長の見解を尋ねた。

 森井市長は、「新函館北斗と後志小樽間の都市間バスの運行については、後志地域が新幹線の開業効果を最大限に享受するためには、道南地域との都市間バスを含めた2次交通強化が必要と認識している。後志地域2次交通検討会議で、都市間バス等の必要性について議論等をし、今年度には、北海道が都市間バスなどの実証運行を行う。これを踏まえ、本市にとっても開業効果を最大限に享受できるよう、オール後志で取り組みたい」と答弁した。

 24日(水)は、一般質問が行われる。

 本会議における質問通告一覧

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