和洋折衷のお屋敷 遠藤邸「小樽御殿」一般公開 (2015/05/17)

 小樽港を望む高台にある旧遠藤又兵衛邸(富岡1)の一般公開が、5月17日(日)から24日(日)までの8日間の日程で始まった。

0517endotei1.jpg 立正佼成会小樽教会(村瀬容子教会長)が所有し、公開中は担当者が常駐している。小樽の御殿と言われる建造物の公開とあって、市民や学校団体などが見学に訪れている。

 旧遠藤邸は、海産物卸商で巨万の富を築いた遠藤又兵衛が、1902(明治35)年に、長倉増藏氏の設計により建立した豪邸。遠藤氏の死後、1913(大正2)年に、倉庫業等を営む山本厚三氏が所有者となり、1964(昭和39)年に、立正佼成会が購入し、小樽教会道場として使用。1983(昭和58)年に、南正面棟の主要部分を残し、正面棟約3間分と西・北棟を撤去した。

 美しい庭園に囲まれ、遠藤氏の財力を使い、本州から木材を取り寄せ、大工は越後から呼び、旭川の神威古潭(かむいこたん)から砂利を運び、釘を使わずに3年もの歳月をかけて作られた和洋折衷の建物で、「小樽御殿」の名で知られる邸宅だった。
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 玄関脇に張り出た八角形の応接室は、ベイウインドがついた白塗りの壁と、天井には通気口がある洋室が特徴的。門や塀も重厚に作られ、鷹や亀の鬼瓦が飾られ、遠藤家の金色の家紋四菱もいくつも飾られ、当時の貫禄が今でも漂っている。

 1985(昭和60)年7月に、小樽市指定歴史的建造物4号に指定され、1995(平成7)年には、小樽市第8回都市景観賞を受賞している。

 昨年同様、一般公開に合わせ、玄関横のホールでは、教会会員の手作りのつるし雛などの作品を展示し、来場者を楽しませていた。

 担当者は、「和洋折衷の建物をこの機会に見ていただきたい。庭は綺麗に手入れされ、これから、つつじや牡丹も咲く。建物内では、お茶会なども実施し、会合やイベントに、ぜひ活用してもらいたい」と話した。

0517endotei2.jpg 同時に、同建造物の門の前では、同教会の会員によるユニセフ街頭募金が行われ、通行人に募金を呼びかけていた。同教会の「1食を捧げる運動」の精神を基軸に、安全なミルクや予防接種など、世界の子ども達への募金を募った。

 最終日の24日(日)は、ユニセフチャリティーバザーを10:00から実施し、焼きそばや手作りの菓子、日曜雑貨品などの店が並ぶ。バザーの売上は、ユニセフに寄付される。

 旧遠藤邸無料開放 5月17日(日)~24日(日)10:00~15:00
 問合せ:0134-23-7266 立正佼成会小樽教会

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