「小樽運河・いまむかし」に連動! 藤森氏の魅力を紹介


yanagawastreet1.jpg 市立小樽美術館(色内1)で、7月5日(日)まで開催中の特別展「小樽運河・いまむかし」に関連して、藤森茂男氏の功績や人柄など魅力を満載した企画を、梁川商店街(稲穂3)と中央市場(稲穂3)で展開中だ。
 運河保存運動の父と言われる藤森氏が、昭和61年に開いた「運河画廊」(兼自宅)が梁川商店街にあることから、藤森氏が生前に残した運河や小樽についての20個のメッセージが書かれた白いのぼりを、すずらんをモチーフにしたレトロ調の街灯に下げ紹介。同商店街全体をアートな雰囲気に仕立てた。
yanagawastreet3.jpg また、同商店街にある中央市場3号棟の空きスペースでは、藤森茂男特別展示「デジナーレの精神~藤森茂男の実像」と題して、潮まつりの浴衣や提灯、旧サンビルのロゴマークを展示。第3回の潮まつりの手書きのポスターや建物の見取り図など、本業のデザイナーとしての功績も紹介。
 このほど、潮まつり運営に携わった人から、藤森氏に関連した貴重な資料が見つかり、運河保存運動関連の資料などを初公開している。妻の扇玉氏のインタビュー掲載記事や、穏やかな表情を見せた家族写真、自身が掲載された新聞のスクラップ、画廊のデザイン画など、藤森氏の魅力が満載。
 同美術館で藤森氏の作品と合わせ、梁川商店街では、藤森氏自身や運河について、より詳しい展示となっている。
 2014年春に設立した梁川商店街活性化委員会メンバーの平山秀朋さん(ジーンズショップLOKKI)は、「美術館の特別展を鑑賞後、市民をはじめ若い世代に、昭和の趣が残った梁川商店街まで足を運んでもらいたい。藤森氏の画廊がある商店街の雰囲気を肌で感じ、藤森氏と運河をより詳しく知る機会となり、梁川商店街の魅力もアピールできればと思う」と話した。

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 梁川通りを深く知ってもらうため、5月24日(日)10:00から、市立小樽美術館(色内1)ミーティングルームで、ツアーガイドを務めるおたる案内人向けに、佐藤圭樹さん(ウィルダネス代表)が講師となり歴史セミナーを開催。一般の参加も可能。
yanagawastreet2.jpg 6月27日(土)9:30〜15:00 市立小樽美術館に集合して、おたる案内人のガイドツアーを開催。美術館での特別展を鑑賞し、学芸員の解説を聞き、小樽運河・北運河・梁川通り・運河画廊・中央市場・龍宮神社のコースを散策する予定。
 セミナーとガイドツアー申込は、0134-64-5037 株式会社K2(日曜・祝日を除く10:00〜19:00)。
 なお、市立小樽美術館特別展「小樽運河・いまむかし」の入場半券と梁川通商店街公式ガイドブックを持参して、梁川通商店街会員店及びイベント協賛店で買い物をすると、商店街の歴史を感じるポストカードをプレゼント。
 梁川通商店街HP
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