速く走るコツ学ぶ! "かけっこ教室"130名が参加


sportstraining1.jpg 小樽市教育委員会・小樽陸上競技協会・西陵中学校陸上部が協力して、5月2日(土)10:00から、小樽市立稲穂小学校グランドで、かけっこ教室を開催した。
 緑・色内・稲穂小学校の1年から6年生まで130名が参加し、5月末の運動会に向けて、スタートや速く走るための様々な練習が行われた。
 運動会を控え、少しでも早く走りたいという願望を誰もが持つ中、走ることの楽しさ、速く走るポイントを体験してもらおうと、陸上競技に詳しい小樽陸上競技協会や西陵中学校陸上部顧問ら7名が指導にあたり、同校陸上部の部員16名が手本を見せながら、走る基本を分かりやすく対応していた。
sportstraining2.jpg 1年から6年生を3班に分け、1・2年生は、曲に合わせスキップをしたり、走る楽しさからスタート。3・4年生には、ウオーミングアップ後、走る正しい姿勢のポイントを指導。5・6年生は、背筋を伸ばして歩いたり、走る姿勢の悪いフォームの実例を見せたりと、各学年に応じた練習を、休憩を挟みながら2時間続けた。参加した子ども達は、速く走るコツを掴もうと真剣に取り組んでいた。
 色内小学校5年の福田愛衣羅さんは、「手を振ることや走る姿勢を学び、難しいけど説明は分かりやすかった。運動会では、練習を活かして頑張りたい」と話した。
 小樽市では、毎週土曜日の午前に「地域子ども教室」を開催し、文部科学省の「子どもの居場所づくり新プラン」の事業年度終了後も、市独自の事業として継続し、現在、24校中12校で実施。
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 かけっこ教室は、「地域子ども教室」の特別講座として開かれ、昨年は、潮見台小学校で行われ好評だった。
 また、来年度からは、手宮3校と色内小の統合により、色内小の一部の児童は、稲穂小へ通うこととなり、友達づくりや学校の雰囲気を知る上でも良い機会となった。
 小樽市教育委員会では、土曜日に子どもの居場所づくりを提供する「地域子ども教室」が、多くの学校で開催されるよう、ボランティアの協力を呼びかけている。
 5月24日(日)、小樽陸上競技協会主催のかけっこ教室を、全天候競技場の手宮陸上競技場で実施する予定。