ダンスの祭典 個性溢れるパフォーマンス

 小樽市民会館自主事業「OTARU DANCE@MOB Vol.2」が、4月26日(日)13:30から、同会館大ホールで開かれ、市内で活動する200名が一堂に集結。日頃の研鑽の成果を発表し、観客約800人を魅了した。
 同会館(月居卓司館長)が主催するダンスの祭典は、市内で活動する小林ダンスアカデミー・Studio♪FLASH・ソプラティコダンススクールの3団体が、昨年と同様に出演し、新たに小樽商科大学ダンススクール「AXCEL」が賛助出演し、祭典を盛り上げた。
dancemob.jpg 同事業は昨年初めて開催され、日頃の練習の成果を披露し合う、小樽では初めてのダンスの祭典で、出演者も観客にとっても好評だった。
 今回も、普段なかなか見ることのできない各団体の演技を披露し合い、お互いに良い刺激となり、ダンス技術の向上へ繋げてもらおうと開催している。
 開演時間には、ダンス団体関係者や出演者の保護者・友人らが会場を埋め尽くした。
 オープニングは、各団体のインストラクターが一緒にステージに立ち、レベルの高いダンスを披露。観客から歓声が飛び交った。

 出演者は揃いのTシャツやカラフルな衣装でステージに立ち、ヒップホップやジャズダンスなどの華麗なダンスが繰り広げられた。今年から新たな企画、各団体の代表が集まる選抜メンバー合同作品を第2部で披露した。
 先輩と一緒に小さな子ども達も練習を重ね、見事なダンスを披露。大きな拍手に包まれた華やかなステージが続き、会場は熱気に包まれた。
 ソプラティコダンススクールは、初心者からプロを目指す上級クラスまであり、ストリートダンスの専門的な知識と技術を楽しみながら指導。この日は、幼児から社会人までの107人が、3ヶ月前から練習した成果を発揮した。ジャズ・ポッピング・ハウスなどの様々なジャンルのナンバーを個性豊かに踊った。

 同スクール古賀野智治校長は、「市内のストリートダンスの3つのスタジオが、協力して1つのイベントを成功させ、今までより繋がりを持ち、各団体のジャンルの相乗効果もあった。それぞれに違うパフォーマンスが出て良かったと思う。第2部に出演した各スタジオの選抜メンバーが集まり交流を深め、これまでにないパフォーマンスができることも大きな意味があったと思う」と話した。
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