お菓子づくりに挑戦!友の会で体験教室


0417tomokai1.jpg よりよい社会を作ろうと活動を続ける「小樽友の会」は、家庭で簡単に作れるおやつ3品の料理講習会を、4月17日(金)10:00から、小樽友の家(緑2)2階調理室で開かれ、18名が参加した。
 友の会は、1930(昭和5)年、女性初のジャーナリストで教育者の羽仁もと子を中心に、雑誌「婦人之友」の愛読者によって生まれた。小樽友の会は1932(昭和7)年に創立。83年の伝統があり、よい家庭から社会へと願い活動を続けている。
 同会の料理教室は、1955(昭和30)年に始まり、多くの会員が料理の基礎等を学んでいる。現在、全道22の支部の中、料理教室を開催しているのは、小樽支部のみ。
0417tomokai2.jpg 毎年4月に開かれる料理講習会は、同会の取り組みを知ってもらおうと、会員以外の人にも単発で実施している。今回は、家庭で簡単に作れるおやつ「タルト・プリン・大福」の作り方を、同会家庭料理担当の田宮けい子さん・おもてなし料理担当の樋渡清美さん・ベテランの金澤さんの3名が指導にあたった。
 はじめに、樋渡さんから、クッキー生地から手作りする洋梨のタルト、濃厚なカスタードプリン、いちごがまるごと入ったいちご大福の作り方の説明があり、参加者は、3班に分かれお菓子づくりに精を出した。
tomonokaisweets.jpg タルトが焼きあがる頃には、調理室内には香ばしい香りが漂い、あんに覆われたいちごを、ミキサーとレンジで作った熱々のもちで包み、それぞれの形の大福に仕上げた。
 タルトとプリンは、各自持ち帰り用とし、同会の茶道メンバーからのおもてなしで、抹茶と出来立ての大福を、全員で味わった。
0417tomokai3.jpg 市内20代の女性は、「既製品と違う美味しさだった」と満足した様子だった。調理教室に通う女性は、「基本から教えてもらえ、千切りができるようになった。おすすめの料理教室」と話した。
 季節の素材を使い、和・洋・中の人気の料理を作り、料理の基礎が身につく家庭料理教室は、第2・4金曜日の月2回、年間20回を予定。また、家庭でも簡単におしゃれで本格的なおもてなし料理は、前期と後期に分かれ、年8回を予定している。託児付きで、どちらも5月からスタートする。申込み・問合せは、0134-23-0923小樽友の会まで。
 小樽友の会
 関連記事